素敵な人に、会いにいってみました

下田編集長× Jolie Holicさん #01

「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!」
TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。

今回お会いしたのは、BonMarche100人展に出展されていたJolie Holicさん。ヴィンテージパーツを使ったアクセサリーを製作されています。TANOKURAvol.27に掲載されている企画「TOP20ARTIST」では、No.1に選ばれました。

▼素敵な人に、会いにいってみました
TANOKURA × Jolie Holic
#01 パーツにこだわった作品づくり
#02 変化する今と、ものの価値について

◆Jolie Holicさん
Instagram
https://www.instagram.com/jolieholic_accessory/
Creema
https://www.creema.jp/c/jolieholic

素敵な人に、会いにいってみました – 下田編集長× リネン服 Crea no.8 #012019.07.26 「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい! BonMarche100人展やTANOKURAを運営するSeeder...

パーツにこだわった作品づくり

編集長:今回は、物づくりへの思いや、どのように作家活動を続けてこられたのかというお話を聞ければと思って、Jolie Holicさんにお声をかけさせていただきました。

Jolie Holic:ありがとうございます。

編集長:まず、どうやって100人展を知ってくれたんだろうなっていうところを、私はすごく知りたかったの。

Jolie Holic:活動していくなかで、インスタで情報集めをしていました。ほかの作家さんがどんなイベントに出ているのか、盛り上がっているのはどこかとか。そうやって自分の出て行きたいところを探しているときに、行き着いたのが100人展です。

編集長:なるほど!Jolieさんがハンドメイドを始めたのは、いつごろからですか?

Jolie Holic:趣味ではもともとやっていたのですが、イベントに出始めたのは3年くらい前ですね。子育てをしながらもある程度は自分の時間があった時期に、家でしかできない好きなことをやって、マルシェを探し始めたのがそのころでした。

編集長:100人展をスタートしてある程度形になってから出展してくださる作家さんと直接話す経験があまりないので、なんだか新鮮!

Jolie Holic:最初は、Seedersが主催する100人展のセミナーに参加していたんです。そのとき編集長から、タッセルのアクセサリーは宇都宮の地域で売るとしたらつける人が少ないのではないか、と意見をもらったことを覚えています。普段ストレートに言われることがないので、ハッとしたし、衝撃でした。

編集長:みんな遠慮してはっきりと言わないときがありますよね。

Jolie Holic:客観的なアドバイスをもらえたことが、記憶に残っています。自分の作りたいものだけ作りたいという気持ちもあったのですが、ニーズや地域柄も考えて作ろうとしたときに、編集長の言葉が降りてきたりして。

編集長:「TOP20ARTIST」1位の発表があったときはどうでしたか?

Jolie Holic:びっくりして声が出ました!二度見三度見で、本当にびっくりで、まさかでした!投票してくださいってお客様に言うのも格好悪いかなと思ったんですけど、でもやっぱり1位が欲しいから、積極的にアピールしました。

編集長:その働きかけももちろんですけど、ファンの方からの投票も多かったと思いますよ。

Jolie Holic:信じられないような気持ちですね。

編集長:Jolie Holicさんの、作家名の由来は?

Jolie Holic:「Jolie」は、フランス語でかわいいという意味。パーツのなかでもフランスのものが特に好きで、フランス語を取り入れました。「Holic」は中毒とか、夢中にさせるという意味があって、アクセサリーに夢中になってもらいたいという気持ちで付けました。周りがJolieさんと呼んでくれるのもうれしいので、気に入っています。

編集長:Jolieさんの作品はオリジナリティに溢れているけれど、アイデアはどのようにして浮かびますか?

Jolie Holic:感覚的なものかもしれませんね。最初にパーツ単体でいいなと思ったものを選んでから、お客様のヘアスタイルとの相性や、こんなファッションに合わせたら素敵だなと想像しながらイメージを固めていきます。実際に組み合わせてみてから微妙な長さやバランスなど、パーツを見ながら考えますね。

編集長:ご自身が作られた作品のなかで、これだけは手放したくない作品ってあります?

Jolie Holic:あります!この、ベークライトっていう、ちょっと変わった樹脂のボタンを使っているアクセサリーです(上部写真)。キラキラしているものももちろん綺麗なんですけど、これは独特なレトロな雰囲気がある。自分のなかでビビッときたものなので、これはいつも店頭に出さないでしまっていることが多いですね。

編集長:素敵な作品!私も1920年くらいの写真をインスタで見るのが好きなんだけど、お洋服がボタンひとつとっても、すごく素敵。そういう魅力があるんですね。同じデザインの作品をいくつか作ることもあるのですか?

Jolie Holic:パーツがあれば作りますね。パーツの数によって、1個だけしか作れないこともあります。販売スタイルとしては同じものを何個も作る方が効率はいいのかもしれませんが、そうではなくて、自分の気に入ったパーツを選んで作っています。

編集長:今、ご自身の活動の宣伝にはなにを使っていますか?

Jolie Holic:Instagramです。でも、インスタから知ってくださる新規のお客さんは、なかなか少ないですね。今は、新型コロナの影響でパーツの買い付けがとても難しくなってしまいました。以前は都内で買い付けることも多かったんですけど、もうゼロになってしまいましたね。その影響もあって、新しい作品をInstagramに載せられていないというのも悩みどころです。

編集長:最近はそうですよね。買い付けはやっぱり現物を見て、インスピレーションをもらいたいですか?

Jolie Holic:現物を見たいですね。取引のあるところはお店にびっしりとヴィンテージのボタンやパーツが並んでいるので、そのパーツを使ってどんなアクセサリーにしようか考えたりするのも、とてもワクワクする瞬間です。あとはほとんど海外から直接やりとりして買っていたんですけど、入手が難しくなってしまいました。新しい買い付け先もあるのですが、もともとパーツの量産はできないですし、限られた中で気に入ったパーツを見つけるというのが難しいですね。

編集長:同じものを何個もっていうわけにもいかないものね。

Jolie Holic:そうですね。たくさん販売したい気持ちと、パーツがなかなか手に入らない現状に、今現在も悩んでいますね。

編集長:売るための商品をたくさんそろえなきゃいけない、パーツはほかと差別化をしたいという…ジレンマですね。

Jolie Holic:イベントも出られるだけ出たいですけど、今は月に1、2回くらいのペースで出展を続けているような感じです。

編集長:やっぱりお客様に、対面販売で作品を見てほしいですか?

Jolie Holic:そうですね。大きさだったり色味だったり、ヴィンテージのパーツって同じものでも柄の入り方とか模様が一つひとつ違うので、実際に手に取ってこっちがいいなあって選んでもらえるのも魅力かなって。自分がパーツを選ぶときに、ボタンがいっぱいあるなかから、ビビッときた、気に入ったものを見つけていく感覚と一緒で、お客様もそういうふうに探してもらえたらいいなと思っています。

(つづきます)

下田編集長× Jolie Holicさん #02TANOKURA編集長が素敵な人とお会いする企画、今回はJolie Holicさんとの対談です。変化の激しい現状や、どんなものに価値があるかについてお話しました。...
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