編集長が行く!

下田編集長× Jolie Holicさん #02

「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!」
TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。

今回お会いしたのは、BonMarche100人展に出展されていたJolie Holicさん。
ヴィンテージパーツを使ったアクセサリーを製作されています。
TANOKURAvol.27に掲載されている企画「TOP20ARTIST」では、No.1に選ばれました。

▼素敵な人に、会いにいってみました
TANOKURA × Jolie Holic
#01 パーツにこだわった作品づくり
#02 変化する今と、ものの価値について

◆Jolie Holicさんリンク
Instagram
https://www.instagram.com/jolieholic_accessory/
Creema
https://www.creema.jp/c/jolieholic

素敵な人に、会いにいってみました 下田編集長× 光琳寺副住職 井上広法さん #01TANOKURA編集長が素敵な人とお会いする企画。今回は、光琳寺副住職 井上広法さんとの対談です。これからの時代に1番大事な力とは何かをお話いただきました。...

変化する今と、ものの価値について

編集長:この1年間はコロナの影響もあって、変化がいろいろあったと思うけれど、イベント出展ではこれまでとなにか違いを感じますか?

Jolie Holic:一時期イベント出展の活動はほぼなくなったのですが、最近になりやっとイベントに参加する事ができました。そのときはお客様にとっても久しぶりのイベントで、積極的に買われる方、会話を楽しんでいる方が多く、盛り上がっているなと感じました。

編集長:売り上げの作り方や宣伝方法で、考え方が変わった部分はありますか?

Jolie Holic:イベントが延期・中止となって、ネット販売が増えましたよね。私も活動する場所がなくなって、ネット販売をやってはいたんです。でも結局、時期には見合わないかもしれないですけど、イベントに出展して対面販売をする方がいいなと思いました。ネット販売を盛り上げていこうという流れがあるのはわかるけれど、私は対面販売の方が合っているのかなと思います。

編集長:難しいですよね。今はイベントを開催できないけれど、焦ってなにかをするタイミングじゃないかなと主催する私たちも考えています。少人数でマルシェをやったとしても、来場される人の気持ち、スタッフの気持ち、出展者の気持ちが同じにならないと、価値のあるイベントにはしにくいなと思っています。対面がいいか、ネット販売がいいか。対面で届けなきゃいけないもの、ネット販売で届けなきゃいけないものが分かれている人が、成功している気がしますね。

編集長:Jolie Holicさんが考える対面販売の魅力って、どんなところですか?

Jolie Holic:お客様と直接お話をして販売できるところですね。商品の話だけじゃなくて、お客様を知ることができるので、新作のリサーチもしています。なにより、作品を選んでくださったときの笑顔が見られるところです。

編集長:お客様は、どんな方が多いですか?

Jolie Holic:20代〜50代と幅広くいらっしゃいます。

編集長:好きな作品を集めたい方や、作家さんのファンになってくださる方が来てくれたらうれしいですよね。

編集長:ハンドメイド作家として、ちゃんとやろうと思ったきっかけってなんですか?

Jolie Holic:大勢のファンがいる作家さんのようになりたいという思いから、趣味で終わらせたくないと思ったのがきっかけですね。

編集長:Jolieさんが考える、一番の目標はなんですか?

Jolie Holic:本当に叶うかはわからないけれど、自分の作業場兼アトリエみたいなものがあったら素敵だなと思います。アトリエがあると、自分の世界観が表現しやすいかなと。対面販売の魅力にも繋がるのですが、世界観も含めて届けたいなと思っています。

編集長:トータルプロデュースってすごく大切!ものを買うときに、最後なにで決めているかというと、絶対に人なんですよね。感じが良かったら買う・利用する。自分自身のブランディングも意識して考えましたか?

Jolie Holic:意識しています。どんなに忙しくてもお客様に一声かけて、その会話の中で少しでもお客様のことを知れたり、作品や私自身のことを知ってもらえたりするきっかけになればと考えています。ただのお店というだけではなくて、お客様との出会いや繋がりを大切にしていきたいなと思います。

編集長:ものだけを買うなら、作家さんっていっぱいいるけれど、それだけじゃない部分はありますよね。

Jolie Holic:アクセサリーって安価なものからジャンルもさまざまあるなかで、Jolie Holicらしさに魅力を感じてくださった方に届けば良いなと思いますね。

編集長:イベントの出展者募集をすると、ダントツでアクセサリー作家さんからの出展申し込みが多いんです。でも、手作りをやめていった人もたくさん見ています。今30代くらいの作家さんが、賢くブランドを立ち上げている気はしますね。ご家族も、活動に対してご理解がありますか?

Jolie Holic:家族の協力がなければできないと思います。イベント近くになると、家族も一緒に当日を楽しみにしていてくれます。大掛かりなイベントの設営は夫に手伝ってもらっているし、子どもたちも応援してくれています。家族に作家をやっているところを見てもらって、本当に良かったです。

編集長:作家活動をご家族に理解してもらうのって、大事ですよね。単に自分の趣味で作っているのだと思われてしまうことも、たくさんあると思います。でも今はだんだん暮らし方も変わってきていて、良いものを少しずつそろえたいという方が増えたのは確かだと思いますね。お客様の買いたいものの方向が変わってきている気がするので、作品の価値を深掘りしてPRできたら、買ってもらいやすいのかなと思っています。

下田編集長が、会いたいと思う人に話を聞きに行く連載「素敵な人に、会いにいってみました」。
3回目はアクセサリー作家 Jolie Holicさんにお話をお伺いしました。
Jolie Holicさんの作品へのこだわりや、変化の激しい今どのように感じられているのかを聞くことができて、とても貴重な時間を過ごせました。

さて、次はどんな素敵な人に会いに行きましょうか。
次回もお楽しみに!

下田編集長× Jolie Holicさん #01TANOKURA編集長が素敵な人とお会いする企画、今回はJolie Holicさんとの対談です。Jolie Holicさんのパーツのへのこだわりや、イベントへの考え方についてお話しました。...
あなたにオススメの記事