素敵な人に、会いにいってみました

下田編集長× jellyfishdressyさん #01

「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!」
TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人にお話を聞きに行きました。

今回お会いしたのは、TANOKURAvol.27の企画「TOP20ARTIST」に選ばれた、jellyfishdressyさん。
ウニの殻と色とりどりのファンシーヤーン、ビーズなどを組み合わせて、夢見るような色合いのクラゲをつくっています。今回は、クラゲをつくりはじめたきっかけなどを聞いてみました。

#01 喜んでもらえることが一番のやりがい
#02 その人にあったものをつくりたい(近日公開)

◆jellyfishdressyさんリンク
instagram
https://www.instagram.com/jellyfishdressy/

メルカリ
https://jp.mercari.com/user/profile/484872318

喜んでもらえることが一番のやりがい

編集長:jellyfishdressyさんは、使っている材料がとてもおもしろいなと思いました。クラゲの傘はウニの殻ですよね。どうやってこの材料に出会って、なぜクラゲをつくろうと思ったのですか?

jellyfishdressy:クラゲは昔から大好きなんです。以前、ペットショップのアクアコーナーに勤めていて、ミズクラゲの飼育をしていたほど。見ているだけで癒やされます。その後仕事をやめて、ちょっと辛い経験をした時期があったのですが、そんなとき雑貨店でたまたまこのウニの殻に出会ったんです。もともと手先が器用でものをつくることが好きだったので、ウニの殻はなんだかクラゲに似ているな、これでなにかつくってみようかなと思ったのがきっかけでした。

編集長:はじめは自分用につくっていたのですか?

jellyfishdressy:そうです。100円ショップにあるものなどでつくっていました。中にリリアン網みの足があるのが見えますか? 最初のころは、デザインもこの足にビーズを少しつけただけのシンプルなものでした。そこから、もっといろんな色と糸を使ったらかわいいんじゃないかと思って、今の作品に近い形になりました。

編集長:自分の好きなものに夢中になっていると、辛い気持ちも少し癒やされたのかな。

jellyfishdressy:そうですね。そのうえ、つくったクラゲを友達が欲しいと言ってくれたんです。欲しがってくれる人がいるんだ、じゃあオーダーでつくってみようかなと思って。どんな色味がいいか、どんなビーズをつけたいかを聞きながらつくり始めました。それが2017年ごろです。

編集長:出会った材料と、モチーフが自分の好きなクラゲだというのもよかったんでしょうね。違うものだったらそんなに夢中になれなかったでしょうし。それでつくったものをお友達も喜んでくれて、やりがいも出てきましたよね。

jellyfishdressy:そうなんです。それで販売してみようと思ったんですけど、マルシェなどで「作家です」と名乗るのはハードルが高くて。まずはメルカリで販売を始めました。昔はメルカリで動画配信ができたので、動画配信でお客さんから希望を聞きながらつくっていたんです。うれしいことに、そこからどんどん注文をいただけるようになりました。ただ、1年ほど前に体調不良になってしまい、今はお客様をお待たせしてしまっている状態で、申し訳ないなと思っています。でも、みなさんが待つよって言ってくださって、それもとてもありがたいです。

編集長:作品をつくっていて、一番よかったことはなんでしょう。

jellyfishdressy:やっぱりお客様に喜んでもらえることが一番のやりがいですね。自分で考えた作品も販売しますけど、希望を聞いてその人の好みでつくれるというのも強みだと思っています。

編集長:糸もすごくたくさん使っているし、つくるのに時間がかかりそうですね。

jellyfishdressy:一つひとつ丁寧に納得いくまで時間をかけてつくっているので、ひとつつくるのに2~3時間はかかります。いっぱい売るのが目的ではなくて、その人一人ひとりにあわせて、オンリーワンをつくって喜んでもらいたいんです。

編集長:つくりが丁寧で繊細なのと、オーダーメイド中心のつくり方であることを考えると、個展向けの作品かもしれませんね。自然と丁寧に扱いたくなる作品です。

jellyfishdressy:そうですね。でも糸が抜けたりしないように、殻の中でしっかりとめています。けっこう糸も入っているので抜けにくいと思います。少し絡まりやすいかな。あとは、落とすと傘の殻が割れてしまうことはあるので、落とさないように注意しています。
ボリュームのあるクラゲが好きな人もいれば、糸が少ないはかなげな雰囲気のクラゲが好きな人もいるので、それも好みを聞いてつくっています。

編集長:みなさん部屋に飾ったりしているのかしら?

jellyfishdressy:車に飾ったり、部屋に飾ったりしてくれているみたいです。どこに飾るかで、下げ紐をゴムに替えたりもしています。何個も買ってコレクションしてくれてる方もいたりして、うれしいですね。

編集長:一つひとつ愛情をこめてつくっていて、それぞれにスト―リーがあるんだなと思いました。ただ作品そのものを渡しているのではなくて、クラゲを通して、自分の癒やされた気持ちとか、クラゲを眺めてほっとできる時間も渡しているんでしょうね。

(つづきます)

あなたにオススメの記事