素敵な人に、会いにいってみました

下田編集長 × ししゅうkabuさん #02

「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!」
TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。

今回お会いしたのは、TANOKURAvol.27の企画「TOP20ARTIST」に選ばれた、ししゅうkabuさん。
母子3人で活動し、ミシン刺繍の小物やアクセサリーを制作、販売されています。前回に引き続き、祐子さん(母)とみづきさん(長女)にお話を伺いました。

▼TANOKURA × ししゅうkabu
#01 ミシン刺繍との出会い
#02 お客様の声に応えるものづくり

◆ししゅうkabuさんリンク
Instagram
https://www.instagram.com/shishukabu/
Creema
https://www.creema.jp/c/shishukabu
minne
https://minne.com/@shishukabu

お客様の声に応えるものづくり

編集長:ししゅうkabuとして祐子さんと一緒にやり始めたとき、みづきさんはどんなふうにお考えだったのですか?

みづきさん:私は、まずは半年やってみて、先が見えなかったらやめようと思っていました。でも、イベント出展やインスタの運用をやるなかで、今後もイベントに出られそうだとか、これなら続ければブランドが作れそうだと思いました。ここで、私は母と一緒にこの仕事をしようと決めたんです。

編集長:祐子さんに言われて、というのではなく、みづきさんはご自身の判断のもと今このお仕事をされているのですね。一緒にやられていて、意見がぶつかることもありますか?

祐子さん:ありますね。2台目のミシンを購入するときや、次女が一緒にやりたいと言ったとき。私はミシンを増やすときも人手を増やすときも、単純に2倍、3倍ではなく2乗、3乗となっていくものだから、増やす方が後々得になると考えていました。

みづきさん:私は初め、ミシンを増やしてもそこまでの売り上げを取れないし、人を増やしてもお給料が払えないと思って反対したんです。でも今は、できることの幅が広がって良かったなと思っています。

編集長:それを聞くと、商売人の裕子さんに対して、みづきさんは経営者の気質があるように思います。最初の仕入れを加味している裕子さんと、マイナスからのスタートはしないみづきさん。お二人の考え方はそれぞれ違うけれど、良いパートナーだと思います。

それぞれ、業務はどのように分担をされているのですか?

みづきさん:今はネットショップがメインなのですが、そこに出す商品を考えてお客様とやりとりをしているのは私です。主に、次女が刺繍の制作と梱包、母が縫製をやっています。

編集長:なるほど。しっかり役割分担がされているのですね。今、人気の商品はなんですか?

みづきさん:今は、名入れの靴下やハンカチ、名前タペストリーが多いですね。

編集長:この名前タペストリーってすごく華やか!どなたが考えたのですか?

みづきさん:お客様の要望をもとにして、私が考えました。最初はネットショップでも、イベントと同様アクセサリー類を出そうと思っていたんです。でも、アクセサリーは競争率が高いというのと、せっかくミシンで刺繍ができるので、名前入りのものやギフトになるものを出すことにしました。イベントとネットでは、売れるものが違うと思って。

編集長:イベントはそこでしか買えないっていう付加価値があるので、そこはネットも同じようにとはいかないですよね。でもネット販売は、住んでいる地域にかかわらず購入してもらえるという点は良いところだと思います。

みづきさん:今は特に、実店舗に行けないからネットで購入するという方も多いです。そういう動向も含め、調べながら出品しています。今のニーズに合わせて、こういうのものが売れるだろうなっていう要素を組み合わせて作るのが楽しいです。

編集長:オンライン上でもニーズに応えた商品を出すことができるというのも、きっとお店を出されていたり、イベントに出展されていた経験があってのことですよね。

編集長:ししゅうkabuとしての、今後の夢はなんですか?

みづきさん:今後は、名入れのできる刺繍やさんとして活動していきたいです。状況が落ち着いたら、イベントにもまた出展したいですね。妹も加わり3人になったので、ECサイトとイベントのどちらもできるようになると思います。一番の夢は、ししゅうkabuを続けることです。

編集長:イベントに出ることの価値は、売り上げよりも市場調査ができることにあると思います。やりたいことを続けるのは難しいことかもしれないけれど、ニーズや動向の把握に努めながら作品づくりができるというのは、きっとかなりの強みですよね。それに、ご家族でもそれぞれの考え方が違うからこそ、協力してより良い方向に進んでいけるのだろうなと思います。

 

下田編集長が、会いたいと思う人に話を聞きに行く連載「素敵な人に、会いにいってみました」。
7回目は、ミシン刺繍で作品を作られている、ししゅうkabuさんにお話をお伺いしました。制作過程を実際に見せていただくことができて、とても貴重な経験となりました。

さて、次はどんな素敵な人に会いに行きましょうか。
次回もお楽しみに!

  • 次女・いづみさん
  • 作業台を拝見
  • シルバーのような刺繍アクセサリー
  • 刺繍で作られたモチーフ
  • 台紙は水で溶ける!
  • こうして素敵な作品へ
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