「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!」
TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。
今回お話を聞いたのは、防衛省自衛隊栃木地方協力本部 広報・渉外室 広報係長 一等陸曹の小林美地さん。先日行われたTANOKURAくらしのマルシェ×栃木の工務店 vol.2にて、広報活動を行なわれていた小林さんにお話をおうかがいしました。
●防衛省自衛隊栃木地方協力本部 小林美地さん プロフィール
1974年生まれ。群馬県出身。小さなころから体を動かすこと、植物や動物などの自然が好きで、高校では山岳部に所属。訓練をするということが体を鍛えたり自分のスキルアップにつながると考え自衛隊に就職。趣味は温泉めぐり、ゲーム、家庭菜園。猫2匹も同居中。
女性自衛官の活躍の場が増えています
-編集長
迷彩服に身を包んだ小林さんの敬礼の美しさに見とれます。
-小林さん
ありがとうございます。下田さんは、自衛隊の女性をどのように思いますか?
-編集長
実は女性自衛官がどんなことをされているのか、よくわかりません。もちろん男性と同じ任務をされる、くらいな認識です。
-小林さん
そうなんです。外からはあまりよく分からないのが自衛隊の悩みでもあります。自衛隊は自己完結型の職業なので、自衛隊のなかに医療・食事・整備・会計などたくさんの職域の仕事があります。しかも男女平等。女性自衛官が活躍している業務はたくさんあるんですよ。
-編集長
それは知りませんでした。
-小林さん
そんなたくさんの仕事があるなかで、今の私は広報として予備自衛官を知っていただくためにPRを行なっています。
-編集長
予備自衛官とはなんでしょうか。
-小林さん
災害や有事では多くの自衛官が必要となるため、自衛隊は予備自衛官制度を採用しています。普段は社会人や学生として生活を送っている予備自衛官・即応予備自衛官が、いざというときに招集され、自衛官として任務に就く制度です。
-小林さん
さまざまな地域で任務に就く自衛官を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。皆さんの声がけから、自衛官はパワーをいただけると感じています。職業の一つとして、自衛官も候補に入れて考えてみてくださいね。自分が輝ける仕事が見つけられますよ。
こぼれ話
広報で栃木に配属される前は、転勤もあったそうです。小林さんのご家庭は、ご主人が家事を担っているのだとか。お子さんも手が離れ、ご主人とのご飯を楽しみに任務を頑張っているとおっしゃっていました。
【開催中止】将来の夢や新しい仕事に出会う「女性のお仕事FES」開催!
TANOKURA vol.43で紹介している「ステキな人の仕事」を実際に体感できるイベントを、2024年7月23日(火)に開催します。
女性のお仕事FESは「将来の夢や新しい仕事」に出会う場です。すぐ働きたい・いつか働きたい方大集合!お子さま連れも大歓迎。当日はプロフィール写真の撮影やフリーで活躍する方のお話、働く仲間を求める企業のブースなど、企画盛りだくさんでお待ちしております。
女性のお仕事FES
開催日時:2024年7月23日(火)11:00〜16:00【雨天の場合は中止もしくは途中中断となることがあります】
開催場所:ライトキューブ宇都宮(大会議室201・202)
〒321-0969 栃木県宇都宮市宮みらい1-20