COLUMN

腸のプロ めぐり∞めぐるさんに聞いた 誰も教えてくれない腸のこと vol.5

こんにちは!TANOKURA編集部です。

本格的な冬がスタートしました。朝晩のキンとした寒さ、日中の日差しの柔らかさから冬を感じます。寒いとつい体がこわばってしまうので、意識的に体を伸ばしたり温かい水分をとって体を柔らかくしていきましょう。

8月から連載をスタートした「腸のプロ めぐり∞めぐるさんに聞いた 誰も教えてくれない腸のこと」ですが、今回が最終回です。前回までは腸にまつわる疑問に答えていただきましたが、最終回となる今回は、腸のプロ めぐり∞めぐるさんからTANOKURAの読者の皆さまへ、メッセージをいただきました。

心と体は表裏一体。十円玉と同じです。どちらかが欠けていたり不調があれば成り立ちません。

腸もみに通われているお客さまは、「便秘をなんとかしたい!スッキリ出したい!内側から健康になりたい!ダイエットしたい!」など、さまざまな目的をお持ちです。「今までで一番落ち込んでいて」となんとかしたいお気持ちで足を運んだお客さまが、1カ月後には「ジムに通います」と目標を見つけて自ら行動する。

腸がやわらかくなることで、表情までやわらかくなり思考まで変わっていくさまを数多く目の前で見てきました。腸がかたくなると便はもちろん、気持ちもかたくなってきます。「どうせ自分なんか」「自分ばかりうまくいかない」と自らを否定し続けることが、さらなる不調を招いてしまうことに!

考えられる原因の1つとして「心の問題」があり、これは「本当の自分を表現できていない」ということ。つまりストレス。

”本当にしたいこと”と”実際にしていること”が矛盾することで起こりますが、自分と向き合うことが真のアプローチとなるため可能な限り自己実現をしていくことがポイント。時には必要ですが、逃げる・ごまかす・他人に任せることは根本から目をそらし自分と向き合えていないため状況が変わらず不調が続いてしまうので、「本当はなにがしたいのか?」自分を認め受け入れほめることで、小さな自信をつけていきます。

病気を引き起こす3つの要因の1つに内因(心身の状態)があり、怒りが強いと肝臓、喜びすぎると心臓、思い悩むと消化器系、悲しむと肺、不安を感じると腎臓が弱くなると言われています。

考えすぎたり心配性になり、神経質な性格ではありませんか?

細かいことが気になり人に任せることができない方は、消化器系(脾)がかなり弱っています。消化吸収・身体に必要なものを身体中に配る働きをしてくれます。脾(ひ)は、家で例えるとブレーカーの役割と呼ばれ、機能しなくなるとすべての臓器にエネルギーが届かなくなってしまいます。さらに悪化すると、うつ病やノイローゼのような心身症につながるため、少食にして胃腸を労い黄色の食べ物を意識して自然の甘みをとることがオススメ。

春 キャベツ、菜の花
夏 かぼちゃ、トウモロコシ、インゲン豆 秋 栗、サツマイモ(芋がゆもオススメ)
冬 サツマイモ、甘酒(お米)など

また、病気は不自然な食べ物や飽食(十分に食べ満ち足りること)により引き起こされる体内の異常に対して、肉体を存続させるために働く浄化作用であり間違った生活習慣に対する気づきでもあります。

心と体、精神バランスが整って本当の健康と呼べることを考えると、腸を整える=食事ばかりではないことがおわかりいただけたかと思います。好きなことや小さな幸せに目を向け自分の機嫌をとっていくと心が満たされ体が整い、精神的にも健康に繋がることを願っております。

お話を聞いた めぐり∞めぐるさんとは

『下剤を使わずに排便できないだろうか?』
介護福祉士として働くなかで、頭にあった疑問が腸もみと出会い、溜めない・出せる身体づくりサポートができる腸セラピストとして8年。
自宅でのサロンワークの他に、腸もみの疑問や大切さをお伝えできたらと、イベントで腸もみ体験や麹三兄弟ワークショップ・無添加ランチ会、インスタグラムにてご自宅でできる腸活法などを発信しています。

腸もみサロン めぐり∞めぐる
栃木県鹿沼市にある 女性限定サロン
営業時間:9:00〜21:00
定休日:水
https://meguri23meguru.amebaownd.com/
Instagram @meguri8meguru

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