こんにちは、TANOKURA編集部のAkikoです。
2024年7月発行のTANOKURA vol.44の特集は「山からの眺め」。TANOKURAで山についてアンケートを行ったところ、興味はあるけどハードルが高いといった意見が半数以上でした。そこで編集部のスタッフ2名で、読者に代わって山登りを体験。古賀志山に登ってきました。
誌面ではご紹介しきれなかった、そのときの山頂での楽しみをレポートします。同じくアンケートで「山でやってみたいこと」を聞くと多かったのが「コーヒーを淹れる」「おやつを食べる」「おにぎりを食べる」などでした。
読者の「やってみたい」を応援するべく、スタッフでもいろいろ試して、山頂で楽しく過ごしてきました。参考にしてみてくださいね!
山でコーヒーを淹れよう
いつも山でコーヒーを飲みますが、楽なのでドリップバッグで飲んでいました。今回はちょっと本格的に挽きたてをいれてみよう、とコーヒーミル、コーヒー豆、フィルター、ドリッパー、サーバーを持ってきました。お湯は沸かしたものを保温ボトルにいれてきました。4人分淹れるのでボトルは900mlと大きめです。
コーヒーミルに豆をいれます。豆をいれてきたのはナルゲンの細口角透明ボトル。4人分の豆をいれるにはちょうど良いサイズでした。
ミルでを豆を挽きます。豆を挽く感触を楽しみつつ、おしゃべりしながらのんびり、がりがり。
挽いた豆をフィルターにいれると、良い香りが漂います!ドリッパーはIPPINKA MUNIEQ(ミュニーク)のプラスチック製の組み立て式のもの。軽いしとてもコンパクトに持ち運べます。
お湯を注ぎます。本当はケトルを持ってくるとより本格的に淹れられるのでしょうが、今回はほかにも荷物があったので置いてきました。サーバーは特にコーヒー用のものではありません。これもプラスチック製なので軽いです。
良い感じに淹れられたらコップに分けて注いで、かんぱーい。
comiちゃんがご褒美おやつを持ってきてくれたので、みんなでいただきます。私も抹茶シフォンケーキを焼いてきたので一緒に食べました。登った達成感と、山の景色と、涼しい風とを感じながら食べるおやつ、最高です!まさにくせになるおいしさですね。
山頂で食べるカップ麺とおにぎり
バーナーでお湯を沸かして、お昼ご飯も食べました。火がついたら「ついた~」と思わずポーズ。みんなそれぞれ食べたいものを持ってきてもらい、comiちゃんはカレーヌードル、ライターのYさんはお味噌汁を持ってきましたよ。ちなみに、準備でうっかりしていましたが、体が冷える前に上着を羽織りました。「登ってきたときは暑かったのに、座っていたらちょっと冷えてきて、本当に休憩中に体が冷えるんだとびっくりした」とcomiちゃん。実体験に勝るものはないですね。
沸かしたお湯を注ぎます。お湯をいれるだけで楽しそうなcomiちゃんです。
カレーヌードルもお味噌汁もいい香り!どちらもがんばった体にしみわたります。カメラマンのOさんはカレーヌードルの香りが忘れられず、家に帰ってから食べたそうです。
「おいしい~」。私は梅しそおにぎり。梅のすっぱさで元気が出ます。山で食べるものってなんでこんなにおいしいのでしょうね。
おまけ
山頂記念に、ふたりでハートをつくるのを試してみました。もうちょっとこう!と言いながら試行錯誤して、意外と難しかったです(笑)ハートに見えますか?
景色もたっぷり堪能して、山よありがとうございました。
いかがでしたか。今回はコーヒーを豆を挽いていれましたが、もっと簡単に飲みたかったらお湯とドリップバッグにコップがあればOK。コーヒーはトイレが近くなって心配、という方はカフェインレスを試してみてくださいね。また、私はカップ麺1個はスープが飲みきれなくて困るのですが、同じような方はミニサイズのカップヌードルや小さめのお蕎麦などもあるので、探してみてださい。皆さんも、食べてみたいもの、飲んでみたいもの、ぜひお山で挑戦してみてください。いつもより何倍もおいしく感じますよ!