編集長が行く!

素敵な人に、会いにいってみました – 下田編集長× リネン服 Crea no.8 #03

2019.09.13
「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい!
BonMarche100人展やTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。

BonMarche100人展にいつも出展されていたリネン服 Crea no.8の栗田さんは、これから先なにをやろうと考えているのか?
Creaさんとの対談の最終回にお話を伺いました。

▼素敵な人に、会いにいってみました
TANOKURA ×リネン服 Crea no.8

#01 「あなたは何者なの?」
#02 BonMarche100人展の卒業を決めたきっかけ
#03 Creaさん、これから先の10年は何をするの?

◆リネン服 Crea no.8 Profile
オリジナルデザインで、リネン、コットンを中心に幅広い世代に向けた大人のナチュラル服を製作販売
栃木県大田原市山の手1-5-20 路地裏雑貨店 メゾンドクチュール202
ハンドメイドショップ チクタクボンボン
https://ameblo.jp/tikutakubonbon-0305/

素敵な人に、会いにいってみました – 下田編集長× リネン服 Crea no.8 #022019.08.30 「あの人に会いたい!直接お話を聞きたい! BonMarche100人展やTANOKURAを運営するSeeder...

Creaさん、これから先の10年は何をするの?

栗田:私が作っている服、プラスお客さま自身、そこに小物類を足すことで、コーディネートが成立する。だからこそ、私が作っている服はシンプルにしようと思っています。シンプルって、“簡単”って意味だけではなくてイメージを決めつけないってこと。

栗田:BonMarche100人展のようなイベントで、ブースに並ぶ服がシンプルという引き算デザインの服ばかりだと味気ない雰囲気になってしまう。だからガラスの花器やカゴなどをブースのなかに置いていたんだけど、この間のイベントでは持っていけなかったんですよね、体力的に。

編集長:この間の春の100人展のブースを見て、そうだろうなって思った!

栗田:年齢を重ねていくなかで、服の製作といくつかのマルシェを回していく体力がなくなっていくのを感じていて。まだ余力がある今のうちに次の10年どうしたいか考えて作らないと、と思ったんです。

編集長:今のCreaさんがこうして形になっているのって、前の10年で起きたいろんなことを、ちゃんと考えて消化したからですよね。だからこそ今、次の10年を考える、と。
Seedersも、会社を作って今年でCreaさんと同じ10年。これから先の10年でどうしたいかな、ってずっと考えているんです。やりたいこととできることの誤差も出てくるから、その差を埋めるためにはどうするか。自分の世界がどっちの方向に向かっていくかを考えないとね。

栗田:うん、そうですよね。

編集長:Creaさんは、この先の10年で何がしたいと考えているの?

栗田:この先の10年は…大型マルシェは卒業したけれど、企画展とかお声かけがあれば出たいと思っています。

編集長:付加価値とステージを上げたいよね。自分で個展をスタートとしてみるのもいいんじゃないかな。

栗田:あとは…Crea no.8のサブブランドを立ち上げようと考えています。ブローチとかヘアバンドとか、タッセルなどの小物類を取り扱うブランドを、コンセプトを決めてスタートしようと。デザインは少しずつ初めていて、『大人の人がつけられるアクセサリー』をコンセプトにしています。

編集長:お洋服という骨格は、Creaさんが今すでにやっていること。Creaさんのこれからのお仕事って、Crea no.8のお洋服を着たときにサブブランドのアクセサリーを身につけてもらうことで、いろんな人が素敵だね!って言ってもらえるような、周りを彩るものたちを作りたいってことだよね。

栗田:そうそう!

編集長:そうすることでCreaさんが言葉を寄り添わせなくても、洋服自身が営業マンになってくれる。それと、そのサブブランドのアイテムをつけることで、その人自身もさらにブラッシュアップされていく。身に付けることで新たな気づきを与えるような、周りの人をざわめかせるような、素敵な雰囲気のアイテムが並ぶサブブランドになるんだろうなって思うよ。

編集長:ひとつ聞いてみたかったのだけど、CreaさんにとってBonMarche100人展ってどういうものでしたか?

栗田:毎回毎回、人との出会い・繋がりと反省、成長、感謝、いろんなものがセットになっている場所でした。もちろん出展した回のなかには失敗もあったし…。

編集長:いろんな方と話すなかで、自分の考えをまとめたり、ほかの作家さんから刺激を受けたり。新しい発見に気づける場所になっていたのなら嬉しいです。

栗田:誰でも最初の出展は、知らない人のなかで出るから不安だらけ。でも本気で出展するのだったら、グループで出展するのではなくてひとりで出展した方がいい。ひとりで搬入からお店作り、販売、搬出までやってみることで、学びと反省が得られると思います。

編集長:そうやってチャレンジするからこそ、売れた売れないで一喜一憂するだけではなくて、ちゃんと反省して次に生かすってことができたんだね。意識を変えることって大切。だから、売れるから・人がくるからって出展するのではなくて、学びたい・成長したいっていう方に出展してもらえたらな…って思いますね。

下田編集長がいま会いたいと思う人に話を聞きに行く連載「素敵な人に、会いにいってみました」。
1番最初にお話を聞きに言ったのは、BonMarche100人展にずっと出展されていたリネン服Crea no.8の栗田さん。
ずっと出展されていたからこそ聞けるイベントのお話や、Creaさんのこれからの10年のことをお伺いできた貴重な時間となりました。

さて、次はどんな素敵な人に会いに行きましょうか。
次回もお楽しみに!

▼素敵な人に、会いにいってみました
TANOKURA ×リネン服 Crea no.8

第1回 「あなたは何者なの?」
第2回 BonMarche100人展の卒業を決めたきっかけ
第3回 Creaさん、これから先の10年は何をするの?

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