TANOKURA編集長が行く！宇都宮市議会議員若林芽育さん編

「あの人に会いたい！直接お話を聞きたい！」

TANOKURA100人展やフリーマガジンTANOKURAを運営するSeedersの下田編集長が、いま会いたいと思う人に話を聞きに行きました。

今回お話を聞いたのは、宇都宮市議会議員若林芽育さん。フリーアナウンサーから政治の世界に飛び込んだ経緯や、宇都宮市への想いとともに、政治家という職業についてもお話をうかがいました。

●宇都宮市議会議員若林芽育さんプロフィール
栃木県鹿沼市出身。宇都宮市在住。大学卒業後、鹿児島放送に入社。およそ6年間勤務し、退社後はフリーアナウンサーとして、とちぎテレビや栃木放送などの番組に出演。また、栃木県内のイベントや式典の司会も数多く担当。宇都宮大学大学院修了。
https://www.w-megumi.net/

その先の未来に向けて行動するために

-編集長
若林さんは、アナウンサーとして働いてこられたんですよね。

-若林さん
はい、大学卒業後は鹿児島放送で6年勤務、その後はフリーのアナウンサーをしていました。栃木県出身ですが鹿児島時代に、他県から地元栃木を知ることができたことはとても良い経験でした。

-編集長
地元の魅力は離れてから分かる、そんな感じでしょうか。

-若林さん
その通りです。Ｕターン、Ｉターンと報道はしていても、どうやったらそこに住む人が増えるのか、まちの魅力は伝わっていないな、など客観的に分析できるようになりました。それに東日本などの震災の報道をする都度、自分自身は伝えるだけしかできないもどかしさもおぼえました。

-編集長
なるほど、その思いで政治の世界に飛び込まれたのでしょうか？

-若林さん
そうです。地域の課題を解消し、より良い未来に向けて行動できるのは政治家ではないかと思ったので。ただ誰もが思うことではないですよね（笑）。なかでも、働く女性の支援に力を入れていきたいと考えています。女性は人生の選択肢が多くあります。妊娠や出産のタイミングに悩み、キャリアの継続をあきらめたり、好きな仕事を手放した女性の話を聞くたびに心が痛みました。

-編集長
たしかにそうかもしれませんね。一概ではないですが、女性の人生にはそういった傾向はありますよね。

-若林さん
仕事を考えるうえで、好きなことも手放さないでもらえたらと思います。それを根気強く行うことで、フリーのライターやカメラマンなど憧れだけではなく、プロになるチャンスも廻ってくるのだと思います。女性の活躍をなによりも応援しているので、誰もが働くことを楽しめる社会にしていきたいですね。

-編集長
シンプルですが、大切なことかもしれませんね。まず夢を持つ、いくつになっても。