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FITする暮らしをつくろう 〜Story1 暮らしにFITするリビングをつくろう

家は一生住むところ。だからこそ、ライフスタイルが変わる節目、節目で、イメージを変えていくことが大切です。そこで、暮らしにFITするDIYを部屋ごとに3回シリーズでお届けします。今回は、その第1弾「暮らしにFITするリビングをつくろう」。

リビングをスタイリッシュにスッキリと仕上げた、イシハマホームさんのコーディネーターの成田さんとDIYクリエーターの夏目あや子さんの対談をお送りします。

イメージが共有できる人だった

成田:最初に夏目さんとお会いしたときから、「この人とは、インスピレーションが合うな」思ったんですよ。私が伝えたいことをそのまんま形にしてくれたので、「やっぱり!」って(笑)

夏目:私も「イメージしやすい」と思ったんですよ。

成田:モデルハウスも5年経つと一昔前の感じになってしまって、今どきのスタイリッシュなものにしたかったので、今回夏目さんにお願いしました。

夏目:そうですよね。最初に家を見せていただいたとき、「あ、無難な家だ」って思いましたから(笑)でも、無難な家っていうのは、色を入れやすくって、イメージチェンジもしやすいんですよ。特に、成田さんから「男前」ってワードをもらったんでパッとイメージもわいたというか、降りてきたというか。

成田:イメージを伝えたあとに、イメージ画を描いてくれたのをみて、「まさに私の思い描いていたのはコレだ!」って。惚れちゃいました。

濃い差し色を入れてシャープさを出す

成田:今回のテーマカラー「グレー」は、私の大好きな色だったので気分も上がりました。しかも、グレーっていろんな色があるじゃないですか。なかでも、濃すぎず、薄すぎずの私の探し求めていたグレーをすんなりと、あっさりと、提案してくれたのでびっくりしました。

夏目:「男前」と言われて、思いついたのが、成田さんが気に入ってくれたグレーです。もう、これで決まっていたといってもいいくらい。そこに、強い差し色をいれると部屋全体が引き締まって、ぼやけない。スタイリッシュでシャープな印象になるんです。

成田:本当に、このキッチンカウンターの下の棚の背板の紺が、全体を引き締めてますよね。

夏目:強い色といっても、黒だと強すぎちゃう。紺は黒よりも少し明るいけど、強めの色。もう、この色だ!と感じちゃったんですよね。

成田:最近はご主人が家にいる時間が増えてきているので、このリビングダイニングなら、ご主人も違和感なく過ごしやすそうですよね。夫婦で一緒にキッチンに入ってもなじむという。

夏目:最近では、パパご飯も流行っているから、スタイリッシュなキッチンでパパの気分を上げて、ご飯を作ってもらえる環境にするっていう作戦も…あり!?(笑)

家はかわいがってあげるもの

夏目:家を建てると、建てたことに満足してしまって、そのまま暮らし続けている人が多いんですが、フランスの人なんかだと、どんどん家を自分が住みやすいようにカスタマイズしていくのが普通なんですよ。建てたときから、どんどん時間は経過していくので、生活スタイルも変わっていくはずなんです。子どもが小学校に入学する、思春期を迎える、独立して夫婦だけになると、暮らしのスタイルって節目、節目で変わってくるもの。なのに、建てた時のままの形で暮らしていくのって不自然だと思いませんか?

成田:本当にそうですよね。このモデルハウスだって、経ててから5年なのに、ちょっと一昔前の…っていうイメージになってますからね。実際に住んでいる家だともっと、ライフスタイルに合わなくなってくると思いますよね。

夏目:そうなんですよ。リフォームっていうのは、傷んできたところを直す大掛かりなものでしょ。だけど、「お金もかかるし、そこまではちょっと‥。でもなんだかしっくりこないんだよね」っていうときに、DIYでイメージチェンジをするっていう習慣ができるといいんですよね。

夏目:だって、家って毎日住んでいて、ずっと一緒なんですよ。そこをかわいがってあげないと。一番落ち着けるはずの場所なのに、「しっくりこない、なんか居心地が悪い」ってありえないですよね。

成田:住んでると、どんどん物がたまってくるし。だけど、物が多いと暮らしにくくなるんですよね。スタイリッシュにスッキリと暮らすには、引き算が大切なんです。

個性を大切に暮らす

夏目:結構頂き物をそのまま玄関に飾っている人とかいますよね。自分のイメージじゃないのに、なんだかもらったから‥‥と、家を建てた時からずっと置いてある造花のフラワーアレンジメントとか。

成田:ある!イメージがそこだけ浮いちゃうような。それは、そのままにしちゃダメですね。季節で置くものを変えていくとか、なくなったことが不自然でないように(笑)、なおかつ自分のイメージに合ったものに変えるべきですね!

夏目:あと、部屋にテーマカラーを決める、まとまりがでて、スッキリとインパクトのある部屋になりますよ。色って結構使うの難しいんですよ。ゴチャゴチャしちゃったり。だから、テーマカラーを決める。今回は、「グレー」そして、そこに合う紺や、黄色などを差し色にして、小物もその色でまとめていく。そうすると、統一性のあるスッキリとした部屋になります。

成田:カーテンの色を変えるとか、今回のようにソファーカバーで色を変えて小物をその色に合わせるとかね。

夏目:そうですね。あとは、引き出しの色ひとつ、取っ手の色ひとつ変えるだけでも、雰囲気は変わってきますよ。

家具の配置で広い空間を作り出す

成田:リビングとダイニングが家具であふれかえっていて、狭いイメージだったんですけど、テレビとソファーの配置を変えて、センターテーブルをテレビ台にしちゃったら、広いリビングスペースが現れましたね。

夏目:ダイニングテーブルもライトの下、という固定観念を捨てて壁に付けて向きを変えてみたら、なんだかスッキリとしてこっちの方が暮らしやすくなった感じですよね。

成田:やっぱり、リビングダイニングって家族が集う場所だから、動線ってとっても大切ですよね。家族がみんなで使いやすくてくつろげる場所。配置ひとつで簡単に家族みんなが満足できるイメージに変えられるので、やってみるべきですね!

最新号のTANOKURA vol.29P32.33でも、この家のDIYの模様をご紹介しています。冊子もぜひ手に取ってご覧くださいね!

イシハマホーム
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