こんにちは!TANOKURAレポーターのmamiです。
12月に入り街を歩く人たちがせわしなくなってくると、一年の終わりを感じ始めます。澄んだ空気に街中がキラキラして、クリスマスが終わると一気にお正月の準備に切り替わる、その瞬間がとても好きなのです。
お正月といえば、年越しそば、おせち、お雑煮、ぶりの照り焼き…お正月料理のなかでもお雑煮が私はなによりも大好き。おもちに蒲鉾、お肉やお魚が綺麗に盛り付けられたお椀を一口味わうと、一気にお正月の実感が湧いてきます。地域によって、家庭によって味の異なる奥の深い料理、お雑煮。今回は、Instagramで見つけたお雑煮をご紹介します!
ゆずと和からしがアクセントの関西風お雑煮
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asagohan.breakfastさんが作ったお雑煮は、京都の白味噌とうすくち醤油で味付けをした関西風のお雑煮。丸いおもちを入れるのが、関西風のお雑煮の特徴のひとつだそう。アクセントに刻んだゆずの皮と和からしで風味付け。シンプルな素材だけど味わい深い、寒い朝にぴったりの温まる一杯です。
具だくさん!食卓の主役になるお雑煮
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ichikawa4414665さんのお雑煮は、メインディッシュにぴったり!オーブントースターで焼き目をつけたおもちと、大根やにんじんなどの根菜類が入った具だくさんなお雑煮は腹持ちが良く、栄養たっぷり。冬の旬の食材をふんだんに使った具材を味わうお雑煮は、体も心も温まりそう。
お椀を開けて思わずほっこりするお雑煮
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お椀の蓋を開けた瞬間に目に飛び込んでくる、牛の形をした大根と人参。そして美しい盛り付け。mica.brownieさんの住む福岡博多のお雑煮は、具だくさん!鶏肉、ぶり、しいたけ、かまぼこ、そして博多のお雑煮には欠かせない”かつお菜”が入っています。かつお菜は、冬が旬の九州の伝統的な野菜で少し辛味が効いているそう。地域によって具材の違いが見られるお雑煮は、知れば知るほど奥が深いですね。
わが家のお雑煮
最後にご紹介するのは、わが家のお雑煮。お雑煮のレシピは、母から教わりました。鶏肉を入れる方が多いようですが、わが家のお雑煮に使うのは牛肉。どうやら牛肉を使うのは曽祖母が富山にいたことがあるから、なのだそう。ほかに入れるのは、梅の抜き型を使ってくり抜いた人参と、ほうれん草、しめじ、少しだけ焼いたおもち、薄く切ったかまぼこ。かつお節と昆布をはじめとした出汁をとって、少しだけ具材を煮込んで味を整えて、最後にゆずを乗せてできあがり!お肉の旨味が染み渡る、私が大好きなお雑煮です。
地域によって入れる具材や出汁が違うと知ってはいたものの、こうして見比べてみると一言でお雑煮といっても全く違うお椀ばかり。そして、どのお雑煮もおいしそうで美しいと感じました。普段食べ慣れたお雑煮もいいけれど、今年はおもちが余ったら違う地域のお雑煮にチャレンジしてみようかなと思える奥深い世界でした。皆さんも、新しいお雑煮にチャレンジしてみてはいかがですか?