こんにちは!TANOKURA編集部です。
TANOKURA vol.38より連載をスタートした伴工務店さんの「いまいずみ やまさんち」。Instagramで伴工務店さんを見つけ、造る家の佇まいに魅かれておうちづくりをお願いしたというやまさんご夫婦に、上棟式を見せていただきました。
上棟とは、柱や梁を組み立て、その上に屋根の中心となる棟木を取り付けること。建築中の家がぐっと家らしくなる、うれしい日です。このタイミングで建物の守護神と匠の神に、感謝と完成祈願を行うのが上棟式です。
棟札に文字が収まるのかドキドキ
まずは棟札を書くところからスタートです。棟札文字はご自身で書いてください、と事前に言われていたそうですが、いざ筆で書く姿からは緊張が伝わってきました。「最後のほうはスペースが足りなくなってきて、全部収まるのかドキドキしましたが、なんとか無事に札内に収まってホッとしました。この札が、この家を災いから守ってくれるんですね」(やまさん)。
式では、棟梁が棟木に幣串(へいぐし)と呼ばれる飾り物をつけ、祭壇に神饌(しんせん)を供え、飾り物を飾ります。
建物の四隅の柱に、水・塩・米・酒をまいて建物を清めたあと、棟梁、施主など関係者で祈願しました。無事に素敵なおうちができあがりますように!
希望通りの家ができつつある
「私たち夫婦はすごくインドアで、休みの日はほとんど家の中で過ごしています。だから『家事の効率よりもくつろげる空間を作ってほしい!』と伝えたところ、遊び心のある仕掛けをいろいろご提案いただきました。階段下に小さな作業台を設置したり、2階の渡り廊下いっぱいに勉強スペースを作ったり。特にお気に入りは、畳一枚分のこもれるスペース。とはいえ扉はありません。家族とのつながりを感じつつひとりの空間を味わえる、読書に瞑想に大活躍のスペースになりそうです。上棟式も無事終わり、私たちの希望通りの家ができつつあります。完成をなにより楽しみにしています!」
もともと工務店で家を建てたいと思っていたけれど、どうやって探したらいいのかよくわからなかったというやまさんご夫婦。Instagramで何気なく「#栃木の工務店」で検索したところ、たくさんの投稿が出てびっくりしたそうです。そのなかでも伴工務店さんのアカウントにアップされた施工例がどれも素敵で、その佇まいが自分たちのイメージと一緒だったことから、がぜん興味を持ったそうです。
「お会いしてみたら、伴さんの真面目さがお話の端々から伝わってきたんです。『この方ならきっと、しっかりとした家を造ってくれるに違いない!』と思い、わが家をお願いすることに決めました。一生の住まいを建ててもらえて長くお付き合いできるのを、とてもうれしく思っています」。
上棟式を無事に終えた「やまさんち」。これからどんなおうちになっていくのか、連載でお伝えしていきます。完成までお楽しみに。
伴工務店
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