こんにちは!TANOKURA編集部です。
草木芽吹く春に発行したTANOKURA vol.35では、 「すてきな人の習慣」を特集しました。編集部がすてきだなと思う方、憧れる方にお話しをうかがい、編集部でも生活を見直すきっかけとなりました。
取材ではいろいろなお話をうかがいましたが、誌面でご紹介できるのはほんの一部。そこで、誌面にのりきらなかったこぼれ話をご紹介します!
今回ご紹介するのは植物療法士として、お菓子のお店keicaも主宰する佐藤景子さん。柔らかい雰囲気のなかにも、凛としたオーラを感じさせる方でした。ブレなさを感じさせる佐藤さんも、お子さんとの関わりでは悩まれたとか。
執着をなくすこと
――3児の母でもある佐藤さんですが、お子さんへの関わり方で気をつけていることはありますか?
上2人の子を育てているときは、“育児はこうしなきゃいけない”といういろんな制限や執着をもっていました。3人目の子にはそういった執着をはずそうと気をつけています。
――制限というと、たとえば添加物の多い食べ物は避けるとかでしょうか。
それもありますね。今はスナックもOK!ほんとうに、子どもたちすごいもの食べてますよ(笑)。着色料で真っ青なやつとか。
――自分の中の執着をなくすのって難しそうです
そうですね。でも、なくしていきたいです。彼女、彼らが、押しつけられたものでなく、自分で選択していくことが大事だと思うので。今は、子どもにはとにかく自由でいてほしいんです。そのためには、まず私自身を自由にしないといけないとも思っています。
――相手を変えたいならまず自分からということでしょうか?
相手を変えたいというのは、コントロールしたいという執着になるので、そうは思ってないのですが、ただただ自分の内側に集中していくと相手が気にならなくなるという感じです。子どもたちに、こうなってほしい、ああなってほしいって思っちゃいますけど、それさえコントロールしたいというエゴなんですよね。
――うーん、難しいですね!
まあとにかく試行錯誤しています(笑)食事もお菓子も、食べたい!おいしい!って思ってもらうのが一番。自分のお菓子づくりにしても、昔はこだわりが強くて重たいお菓子になっていたんじゃないかと思います。
忘れ物も多いしけっこう抜けています
――モダンダンスも習われていたとか。ダンスはいつごろから始めたんですか
8歳のころからです。モダンダンスの発表会を見る機会があって、すごくやりたくなって。親に「お願いします!習わせてください!」って頼み込んで始めました。今でもときどき踊っていますよ。
――しっかりしたイメージのある佐藤さんですが、実際のご自身とのギャップはありますか
しっかりしている、真面目というイメージを持たれやすいですけど、結構ぬけています。忘れ物もすごく多いですしね。
――ずばり、美の秘訣はなんでしょう?
ええ!?なんでしょう(笑)心をクリアにすることかな(笑)。心をクリアにするために、神棚にお祈りしたりお茶を飲んだり、ジェモセラピー(※)で植物の力を借りたりしています。毎日の習慣のお話にもつながってきますね。
※フランス発祥の植物療法。植物のエネルギーがつまった新芽やつぼみのエッセンスを体内にとりいれる治療法。
――これから始めてみたい習慣はありますか?
寝る前のストレッチと朝の瞑想です。今はそこまで時間がないのでできていませんが、いつか習慣に追加されるかもしれませんね!
撮影中のひとコマ
撮影中は、こんなひとコマも。娘さんがしゃぼん玉を飛ばしていて、スタッフ一同ほっこりしました。
黒猫ちゃんが撮影をのぞきにきたり、すてきなお家で家族みんながのびのび過ごす様子が印象深かったです。
keica主宰 佐藤景子さん profile
植物療法士として店舗を営む。植物のエネルギーをとりいれたフィト菓子の販売、心と身体を癒す「ジェモセラピー」を提案するほか、「フィトテラピー」という植物療法をつかったコンサルテーションも行う。
▼keica
栃木県宇都宮市岩曽町1014‐3
Instagram▷@keica._