こんにちは!TANOKURA編集部です。
TANOKURA vol.43の特集「リノベしてみる?」では、今あるものから憧れの家にするためにどんなことができるだろう、とリノベーションの可能性について取材しました。編集部が取材したのは、建築士の丸山有紀さんのご自宅。ご自身がリノベーションを手掛けたご自宅を見せていただきながら、有紀さんのリノベーションの心得をお聞きしました。今回は、日々の暮らしを最優先した洗面&ユーティリティについてご紹介します。
洗濯機の場所も動かせる!?
有紀さんは「ゆったりとした洗面脱衣室」にもこだわりました。そのためにしたのは、洗濯機をユーティリティスペースに移動すること。元の洗濯機スペースにカウンターと三面鏡をつけ、身支度スペースを2倍にしました。おかげで、朝の忙しい時間に家族の支度が重なっても困りません。
リノベーションの際、水まわりの設備は希望の場所に移動できないこともあります。今回は、ユーティリティの隣にトイレ用のパイプスペース(配管用のスペース)があったので、そこを利用することで、洗濯機を希望の位置に移動することができました。かなり制約はありますが、「こうできたらいいのにな」という希望があるなら、まずはプロに相談してみ ましょう!
洗面&ユーティリティのポイント
↑洗面台はもともとあったユニットのものは取り外し、シンクのみ設置。化粧品などはワゴンにまとめ、来客時にはさっとユーティリティに移動してすっきりとした洗面室に。
↑2帖のユーティリティには、洗濯機のほか、自分で組み立てたという可動棚には、日用品のストックや季節飾りや来客用布団、思い出のものを収納。
↑脱衣室には超小型のエアコンを設置。早く乾かしたい洗濯物は、エアコン前のポールに掛けて、乾かすことも。
↑洗面台は有紀さんお気に入りのデザイナー フィリップ・スタルクデザインのもの。
次回は、「予算のかけ方に強弱を!玄関&こだわったところ編」をご紹介します。
特集リアルイベント「DIY DEPO」の開催決定!
2024年4月発行のTANOKURA vol.43の特集「リノベしてみる?」を実際に体感できるイベントを、2024年6月23日(日)に開催します。リフォームやDIY、施工会社など体験も相談もできるブースが集結する楽しいイベントです!DIYをもっと楽しく、もっと身近に。ここでしかできない体験を味わってください。
DIY DEPO
開催日時:2024年6月23日(日)10:00〜16:00【雨天の場合は中止もしくは途中中断となることがあります】
開催場所:SOU LABO (白石物産(株)敷地内)
〒322-0026 栃木県鹿沼市茂呂2627-1