はじめて訪れた十和田市。馬のモチーフ、現代アート、レトロな建築物から現代建築物まで…
そこは歩けば歩くほど魅力に出逢う街でした。
こんにちは!
青森女子旅第二弾。
(第一弾の記事はこちら
!)
青森県と聞くとリンゴやねぶた祭りをご想像されると思いますが、色々ある中でもおしゃれで素敵なスポットをご紹介したいと思います。
今回は、アートの街「十和田市」に行ってきました。
官庁街通り全体をひとつの美術館に見立てているという十和田市は、街のあちこちにアートが感じられるスポットが現れます。見て、感じるアートを堪能する旅となりました。
十和田のアートな夜
仕事で来た青森。十和田に着いたのは、陽もすっかり落ちた頃。ホテルのフロントの女性が教えてくれました。「十和田現代美術館の前のイルミネーションがきれいですよ」。ホテルから歩いて行ける距離だと聞いて、てくてくいってみると、、
そこには青い海が広がっていました。
その場所は、「十和田市現代美術館」の屋外展示スペース。草間彌生さんの造形作品などが点在していて、これが無料で見られるエリアにあるなんて太っ腹!!と思わずにいられませんでした。
「十和田市現代美術館」の前には、シンボルの「フラワーホース」が!何度も雑誌やWEBでみていたフラワーホースを前に大興奮!!「でもやっぱり日中見たいな…。明日も仕事を早く終わらせて、ここに来よう!!」と思いました。
というわけで、翌日昼間に再訪問!夜とはまた違ったフラワーホースのいななきが聞こえてくるよう。
まずは常設展を見学。館内は写真撮影NGでしたが、
高さ4メートルほどの肌の質感までリアルな女性の造形物や、暗闇の中にさまざまな思いなどを表現したもの…いままで見たこともないようなアートが展示されていて、見ごたえがありました。
そして、とても興味のあった企画展へ…
On the Beach ヨーガンレール 海からのメッセージ
その部屋に入った瞬間、「きれい…」と思いました。
しかし、そのきれいな照明のようなオブジェは、一つ一つを見ていくと、プラスチックのボトルや蓋など。そう、ここにあるものは全て、海岸に流れ着いた「ゴミ」でできたものだったのです。
それがわかると、「きれい」と思ってはいけないような気がしてきました。
そして、ヨーガンレールさんは、どうして海のゴミでこんな美しいものを作ったんだろう…そう思いました。でも、まさにこれを考えることが、ヨーガンレールさんの狙いだったのかも。
人がいかに、自然をないがしろにした暮らしに快適さを追求しているか…自然にもう一度目をむけてごらん…そう言われているような気がしました。
そんな事を思いながら、やっぱり幻想的な光に惹かれずにはいられないのでした。
美術館のもうひとつの楽しみ
様々なアートに触れ、いろいろ感じた数時間。そうすると美術館に併設されたカフェとギャラリーには絶対寄りたくなる私。遅めのランチを食べたり、アートな小物をお買い物したりして、気持ちをクールダウンするにはぴったりの時間です。
十和田市現代美術館。それほど大きな美術館ではないけれど、また来たいな!と思ってしまうくらい、魅力がいっぱい詰まった美術館でした。
美術館のスタッフさんのお話によると、春はこのあたり一帯に桜が咲き誇るのだとか。ぜひ、またその時期に来たいな…と思いながら、美術館を後にしました。皆さんも是非、アートの街十和田市を、訪れてみてくださいね。
十和田市現代美術館「On the Beach ヨーガンレール海からのメッセージ」
2016年10月8日(土)~2017年2月5日(日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)
*イベントや工事、メンテナンス等で臨時休館させていただくことがございます。
企画展+常設展セット券 価格1000円