こんにちは!TANOKURA編集部です。
家づくりをしようと思ったとき、ほかの方がどんなふうに作っているのか気になりませんか?これからおうちを建てる方も、いつかおうちが欲しいと憧れがある方も、一緒に家づくりのひみつをのぞいてみましょう!
おうちを建てたあとも、お施主様のおうちの近くを通るとふらっと寄ってしまうという君島建築の君島順子さん。季節ごとの手土産を持っておうちの様子を見に行くこともあります。順子さんが訪ねたおうちを2回に分けてご紹介しています。後編となる今回は家のなかをさらに見せていただきました。
見た目と手入れしやすさ
すっきりとした美しい洗面台ですが、この洗面台の前にタイルを使うかどうか、お客さまはずいぶん迷われていたそうです。「もちろんタイルを使うほうがすてきなのだけれど、私はキッチンパネルをお勧めしました。この洗面台はかっこいいけれど、水はねがしやすいのです。そこにタイルを合わせると、目地の掃除が大変。共働きのご夫婦だから、ラクを優先したほうがいいかなって」。洗面台に置いてあるものも、シンプルでまとまっています。暮らし方や持ちものなどを見たうえで考えるといいのですね。
「だから私はプランニングの際に、お客さまの持ちものを詳しく聞きます。なにをどれくらい持っているか、季節の布団はそのまましまうか圧縮するか、まで。そうすると、どこになにを置いたらいいかまで提案できるから、暮らしはじめがラクなのですよね」。
家が変わっていく喜び
新築のぴかぴかの家もいいけれど、その家族の味わいが出てくるのも持ち家の楽しさではないでしょうか。お客さまの家の近くを通るとふらっと様子を見に寄ってしまうという順子さん。「家に生活感がプラスされて、少しずつ変わっていく様子にワクワクします。このお宅は、建てたときは夫婦お二人のかっこいい住まいだったけれど、お子さまが生まれて、今はおもちゃボックスが増えたり、薪ストーブにガードが付いたりしているお子さま仕様。そういう変化ってすごく愛おしい」。
「庭も、そろそろ手を入れたいって半年くらい前に相談を受けて、グランドカバーになる苗を植えたのが、もうこんなに育っています。おうちに味が出てくるのを一緒に味わえるのはとてもうれしいことですね」。
より詳しいお話は冊子「TANOKURA vol.38」に載っています。ぜひお手に取ってみてくださいね。
君島建築有限会社
栃木県宇都宮市越戸1-9-33
028-661-0502
https://kimi-ken.com/
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