こんにちは。TANOKURA編集部です。
今回取材にお伺いしたのは、漆喰の白い壁と、ふんだんに使われた本物の木の調和が印象的な、素材感にこだわった上質インテリアの家。「すっきりしたナチュラルインテリアの家」は、TANOKURA世代がマイホームを新築する際に、人気のテイストです。お客様は、設計士さんが自ら設計した自宅を見学した際に「私の好みにぴったりのインテリア!」と惚れ込み、その工務店さんで建てることを決めたのだそう。そして完成したこの家には、暮らしやすいナチュラルインテリアの家を建てる技がたくさん詰まっていました。
ナチュラルインテリアの家にいつか住みたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
あか抜けインテリアのワザ
家を建てるときにはぜひ真似したい!ナチュラルインテリアのテクニックをまとめました。
窓枠は下の一辺だけに
こちらのお宅で印象的なのは、すっきり、でも温かみのある窓。その秘密は、下の一辺だけに、木の色味を活かした窓枠を採用していること。お客様も気づかなかった~とおっしゃるこのような細部へのこだわりが、家全体の雰囲気を決めるのですね!
勝手口にこそ木製ドアを!
こちらの家を見学された方みなさんが「ステキ~!」とおっしゃるというのが、この勝手口の木製ドア。たいてい勝手口のドアは、目立たないシンプルなものが使われることが多いですが、こちらの家は、木製のデザイン性のあるドアにすることで、インテリアのポイントになっています!
カーテンはポールとタックにもこだわる!
シンプルでナチュラルな空間をより引き立てているのが、この窓まわり。カーテンポールは、細めのアイアンで装飾がないものをチョイス。上質なリネンで、タックなしのカーテンは、自然なドレープで窓辺に表情を作り出しています。
こだわりの建具の中にはすっきりのひみつ
目立つ場所の収納の建具のガラリ(通気口)の部分は、既製品では粗すぎるからと、鹿沼の組子作家さんにオーダーして作ってもらったそう。細部にこだわった収納のなかには、ルーターを設置したり、プリンターをそのまま使ったりできるようにコンセントを配置。インテリア性と機能性両方を兼ね備えた収納です。
すっきり暮らすワザ
ステキなナチュラルインテリアを支えるのは、「すっきり暮らす」を叶える収納の工夫!新築時に考えておきたい収納部分をまとめました。
階段下をお掃除ロボットの基地に
階段下のスペースを、お掃除ロボットの基地に。リビング側にはお掃除ロボットが戻っていける最小限の開口部だけを設け、廊下側からは大きく開けるようになっていました!これは、インテリア性は保ったままゴミ出しも楽にできるアイデアですね!
干す→しまうが完結する脱衣室
脱衣室の窓の下には洗濯機が置かれますが、そのうえに内干し用のポールが設置され、すぐ隣には、棚と収納ケースを置くスペースが設けられていました。ここで下着やパジャマ・タオルなどの洗濯が完結するのは、家事の時短になりますね!
郵便物の定位置をつくる!
たっぷり食品ストックなどを収納できるパントリーのとなり、インターフォン類の下には、「郵便物はここへ」のラックを設置。リビングを散らかしやすい原因のひとつ、郵便物の定位置があるだけで、うんとすっきりした部屋になることでしょう。
いかがでしたか?
居心地のいいナチュラルインテリアの家にするためには、ただナチュラルな素材を使えばということではなく、細部にこだわったインテリアデザインと、そのインテリアが映えるための収納計画が必須なのだということがよくわかったおうち訪問でした!細やかなインテリアデザインにもこだわられる設計士さんだからこそ、このような素敵なおうちが完成したのでしょうね。ナチュラルインテリアがお好きな方は、相談されてみてはいかがでしょうか。
TOCORON
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