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ちいさい器 インテリアショップ店員さんに聞く家具と器の楽しみ

こんにちは、TANOKURA編集部です。

2025年7月発行予定のTANOKURA home vol.48の特集は「ちいさい器」。TANOKURA編集部では、オリジナルグッズ第3弾として豆皿を制作中です!制作した豆皿は2025年8月30日(土)のイベントTANOKURAくらしのマルシェ×栃木の工務店 vol.5」で販売予定です。

ちょっとしたおかずやおやつをのせたり、小物入れに使ったり、集める楽しみもあるちいさな器。皆さんはどんな風に生活に「ちいさい器」を取り入れていますか?器使いの素敵な人にお話しを聞きたくて、インテリアショップで働く五月女栞さんの新居に、新しい暮らしのなかでの家具と器の楽しみをうかがいに行きました。

憧れのキッチンを中心に設計

入る量だけ、と決めて手放す・迎える

家具が好きなので家具を中心に家づくりを考えました。夫も私も使うと決めていたのがこのキッチン。グラフテクトというブランドのもので、このキッチンカウンターの幅に合わせてパントリーのサイズも決めています。背面収納も同じシリーズのもので、食器などはこの収納に入る量までと決めて、引っ越しの時にだいぶ整理しました。

やさしい光が映す食卓

ダイニングの照明は、セクトデザインのもの。勤めているインテリアショップで取り扱っていて、ずっと欲しかったんです。新居になり、購入のタイミングがようやく来た!という感じでした。木製のスリットデザインは見た目だけでなく、光もとてもやさしいです。ふわっとした灯りがテーブルにおちると食事と器がとてもおいしそうになります。夜はこのスリットの影が床や壁にうつってとてもきれいなんですよ。

色のバランスを考える

グレーのなかに木で温かみをそえる

家のカラーはほとんどグレーですが、ダイニングテーブルの木材、キッチン背面収納の木材、玄関フロアの木材で、無機質になりすぎないようにバランスをとっています。グレーは影がやさしくうつるんですよね。白は光を反射して家の中を明るく見せてくれますが、強さもあります。わが家はそんなに明るくしたくなかったので、照明も少なめです。

25帖欲しかったLDK

リビングダイニングは広くとりたくて、25帖以上欲しいと思っていました。もともと夫が持っていたソファが大きめで、購入を決めていたダイニングテーブルも奥行がふつうのテーブルより10㎝ほど大きめ。お気に入りの大きな家具がゆったりおさまるようにしたかったんです。テレビまわりには植物を置こうと計画していたので、さらに子どもが走りまわる余裕もあるように、広めにしました。

選び増やす楽しみ

新居はいきなりすべてそろえるのではなく、その時その時の家族の成長や生活に合わせて必要なものを少しずつ足していっています。気に入ったものを少しずつ買い足す楽しみは、ちいさなお皿も一緒。形や質感がそろっていなくても良いんです。家にプラスチックの器はひとつだけしかかなくて、ほぼ陶器や磁器を使っています。子どもが割ることもありますが、やっぱり愛着のもてる本物の器に触れながら過ごしてほしいと思っています。

ー五月女さん、ありがとうございました。五月女さんは三島家具宇都宮店にいらっしゃいます。家具やインテリアについてぜひご相談くださいね。

三島家具
栃木県宇都宮市インターパーク6-2-12
営業時間 11:00〜19:00
定休日 火・水曜日
Instagram @mishimakagu
https://mishimakagu.net

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