こんにちは!TANOKURA編集部です。
家づくりをしようと思ったとき、ほかの方がどんなふうに作っているのか気になりませんか?これからおうちを建てる方も、いつかおうちが欲しいと憧れがある方も、一緒に家づくりのひみつをのぞいてみましょう!
今回は、センスの良いもの選び、疲れない暮らし方の提案にファンの多い君島順子さんと一緒に、君島建築で建てたおうちにお邪魔しました。順子さんのインタビューとともにお届けします。お訪ねしたのはちょうど冬の気配を感じはじめたころ。冬の装いの鉢植えをもって、おうちをのぞいてきました。
冬を楽しむ暮らし方
冬の寄せ植えと、スワッグを持っておうちを訪れた順子さん。バランスを見ながら扉にスワッグを取り付けます。おうちの扉が一気に華やかな冬の装いになりました。
中に入ると広い土間に薪ストーブが。「薪ストーブのやさしい暖かさと、炎のゆらぎを眺められるのは、冬の贅沢ですよね。薪は調達したり、割ったり、家の中に入れたりと大変ですけれど、このじんわりとした暖かさは、エアコンの温風とは全然違います」。
こちらが、順子さんが作った冬の寄せ植えです。赤い実がアクセントになって、大人っぽいけれど華やかさもある素敵な鉢植えですね。
「クリスマスやお正月にあわせて、リースや寄せ植えを作るのも冬の楽しみですね。事務所の庭にあるバラの赤い実を使うと冬らしくなります。10月末くらいから実がつきはじめるから、ドライにしておくといいんです」。新しく買い足すのではなく、身のまわりのもので工夫してつくれる暮らし方、憧れます。
もともと持っているものを活かす
キッチンの図面はなんと奥さまが描いたそうです。調理道具などにもこだわったおうちだから、見せる収納が似合います。引っかけやすいポールの太さや長さは順子さんが提案されたとか。
さらに収納の箱にも順子さんからのちょっとしたアイデアがありました。「収納ボックスを使うとき、私は全部同じボックスでぴしっとそろえるというのは好みじゃないの。木箱やパン型など、バラバラのものをバランスよく配置する感じが好きですね」。収納用の箱ではないものでも、これどうかな、と棚にはめてみる。ここでも、「あるものを活かす」工夫を感じました。あえてぴしっと揃えない収納が合うキッチンもあり、自分なりの収納方法を楽しむのもいいですね。
より詳しいお話は冊子「TANOKURA vol.38」に載っています。ぜひお手に取ってみてくださいね。
君島建築有限会社
栃木県宇都宮市越戸1-9-33
028-661-0502
https://kimi-ken.com/
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