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教えたくない栃木の喫茶店 vol.1 恋とカセット

昔から変わらず、ずっと身近にある安心感。カフェではない、喫茶店に出かけたい。
TANOKURA vol.37特集「教えたくない喫茶店」では編集部メンバーが訪れた栃木県内と都内の喫茶店をご紹介します。今回は、その第一弾。取材で足を運んだ、真岡市にある喫茶店をご紹介いたします。

~~先日行いました喫茶店にまつわるアンケート
ご当選の方に方にお送りしたのは「恋とカセット」さんで使えるお食事券(3,000円分)となります。ぜひお店でのんびりお過ごしくださいね ~~

50年の歴史が紡がれた「恋とカセット」

新しいのに懐かしい、新旧が融合されたお店


真岡市門前地区からすこし離れた場所に、6月に「喫茶店」がオープンしたと聞き、さっそく足を運んでみました。どこだろう~と思っていたら、おっちょこちょいな私は安定のスルー。ようやく店前に車を停めると、レトロなオートバイが飾られていたり、外灯が昔っぽかったり、すてきです。ランチ目当てに来た私は、そわそわしながら店内へ。


「いらっしゃいませ!」と明るい店主さんが迎えてくれました。午後の落ち着いた時間に訪れたのですが、ちょうどお客様が途切れたタイミングで、今日はツイてる!のんびり店内散策させてもらえました。赤い革張りの椅子、昔はゲーム機だったテーブル、幾何学模様がレトロ感を増幅させてくれる壁紙…新しいのにどこか懐かしく、ほっとしてしまう空間。もとは築50年以上の喫茶店だったとのことで、味わいを活かしてリノベーションしたのだそう。

喫茶店のナポリタンは、懐かしい味わい


遅いランチにしたため、私のお腹はグーグーとものすごい音を立てていました。さっそく注文を済まし、いそいそと席に着いたころ…次から次へとお客さんがやってくるではありませんか。カウンターの男性客、グループの女性客、コーヒーブレイクする夫婦…と、店主はきびきびと忙しそうにオーダーをとったり、フライパンをふったり。あぁこのお店は愛されているんだなぁと目を細めながら、お料理を待つ時間を楽しみます。


念願の「恋カセナポリタン」と「恋カセHOT珈琲」が到着です。この銀皿がナポリタン気分を盛り上げてくれますね!こってりとソースが絡まった麺は、病みつきになる味とでも言いましょうか。深煎りのコーヒーとともにいただくとお料理もマイルドになり、心から食事を楽しみました。(一瞬で食べ終わったのは言うまでもありません…)

地元・真岡を「喫茶店」で盛り上げたい


食後に乙女な「クリームソーダ」をいただきながら、お店を開店したいきさつを伺ってみました。もともと純喫茶が好きで食べ歩いていたという店主の小松崎さんは、地元の歴史ある以前の建物を活かして、新しく生まれ変わらせたいという気持ちが強かったそう。なぜカフェでなく喫茶店だったのか?との質問には「喫茶店には幅広い年齢が集えるし、つながれるきっかけになる。それになにより子どもにも来てほしいんです!」とニコニコと答えてくださいました。


店名の由来は、昭和の象徴である「カセット」という言葉を使う、までは決まったものの、組み合わせる言葉を悩み続けていたそう。そして「お店に恋して、愛してもらえうよう」という気持ちを込めて、また、「ここで恋が芽生えるような、世代を超えた出会いの場になってほしい」という想いをこめて、「恋とカセット」というお店になったのだそうです。

お食事でも、飲み物だけでも、ちょっと立ち寄るだけで、ほっとする時間に出会えました。また近いうちにうかがいますね。

▼恋とカセット(こいとかせっと)
栃木県真岡市田町1065-2
月曜定休
https://www.instagram.com/x.koitocassette.x/

 

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