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教えたくない浅草の喫茶店 vol.4 ハトヤ

こんにちは、TANOKURA編集部です。

10月に発行したTANOKURA vol.37の特集は「教えたくない喫茶店」。編集部では、浅草の喫茶店にも取材に行ってきました。ガダゴトと電車に揺られてたどりついた浅草は、古き良き街並みと人々の気配が残る街。誌面では紹介しきれなかったお店の魅力や取材の裏話を、1店舗ずつ紹介していきます。

最新号 | TANOKURA vol.37「教えたくない喫茶店」こんにちは、TANOKURA編集部です! 初秋の涼しい風を感じる季節に、最新号のTANOKURA vol.37が発行されました。今...

ハート型のハトマークがお出迎え


ハトがハート型に向かい合うマークがレトロでかわいらしいハトヤさんのドア。「浅草寺にハトがたくさんいることから、このマークになったのだと思います」と店長さん。


店内はテーブルの色や床の模様がおもしろくて、なんだかアーティスティック。初代の店長さんのころから、この内装だったそうです。「この内装、ぼくの趣味とはかけ離れていて、昔は嫌いでね」と笑う店長さん。でも最近は若い人、特にフィルムカメラ好きの人が写真を撮りによく来るそうです。フィルムで撮りたくなるの、なんとなくわかります。

銅板で焼くホットケーキは優しい味

絵本に出てきそうな、ふんわりまあるいホットケーキ。もう何十年も使っている銅板でじっくり焼き上げています。


メープルシロップをたっぷりかけていただきます。食べるとふわっと軽い口当たり。甘めの味で疲れが癒やされていきます。店長さんは「温かいうちに食べてね。冷めてもおいしいけどね」と味に自信をのぞかせていました。


こちらはレモンスカッシュ。生のレモンをしっかり絞ってくれています。そしてポッキーが1本ささっているのがわかるでしょうか。なんでポッキーをさしてるんですか?と聞くと、「さあ?先代がすでにさしててそのまま受け継いでるんですよね」。浅草の伝統的喫茶店メニューはおもしろいですね。ポッキーとレモンスカッシュの相性が良いというのが意外な発見でした。サンドイッチも人気なんだそうですよ。今度食べてみたいです。

そこかしこにレトロなもの発見


陶器でできている和柄の入れ物はシュガーポット。並んでいる様子がかわいいです。年季を感じるコインカウンターもありました。今は使っていないようですが、文字や模様に歴史を感じます。

レトロなファッションで訪れたいハトヤさん。お料理や飲み物のメニューもたくさんあったので、みなさんもぜひ行ってみてくださいね。

▼珈琲ハトヤ
営業時間:8:00〜17:30
不定休
東京都台東区浅草1‐23-8
TEL:03-3844-5313

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