こんにちは、TANOKURA編集部です。
なんだか体調が優れない時、ちょっとした疲れや不調と向き合う時間は大切ですね。すぐに病気と決めつけないで、旬のものを摂ったり、毎日の習慣で元気を保ったり、おうち養生をしてみませんか。
フリーマガジンTANOKURAで連載してきた「おうちの薬箱」では、藤沼有紀さんによる家庭で気軽に取り組める養生を紹介しています。今回は、冷えと乾燥の冬を過ごすコツをお伝えします。
冬の身体を整える食べ物
冬は寒さで身体が冷えやすく、むくみや肩こり、生理痛、耳のトラブルなどの不調が出やすい時期です。この時期は、体を温めてエネルギーを蓄え、特に『腎』を労わることが大切です。
ゆず大根レシピ
大根は消化を助けてくれて、身体を温める作用があります。風邪予防にも取り入れてくださいね。
【材料】
・大根…1/2本
・ゆず…1個
・塩…大さじ1
・砂糖…大さじ3
・酢…大さじ3
【作り方】
1.保存袋に1㎝幅の拍子切りにした大根と塩を入れ、もみこんで10分置く。
2.袋の角を切り落として、水分を絞り出す。
3.保存容器に2を入れ、ゆずの果汁と皮、砂糖、酢を加えてよく混ぜる。冷蔵庫で1時間漬けて完成。
甘酒ココア
【材料】
甘酒…70g
豆乳or牛乳…120cc
無糖ココア…5g
【作り方】
豆乳か牛乳は温めて、すべての材料を混ぜるだけ！甘くてほっとする味です。
おすすめ食材
・黒豆
・黒胡麻
・黒キクラゲ
・ひじき
・海苔
・昆布
・わかめ
・もずく
・根菜類
・あずき
・乾物
など
海藻などの乾物には水溶性食物繊維が豊富です。便をやわらかくし排便をスムーズにする効果があります。また、黒色食材なので同時に『腎』の養生にもなります。きんぴらごぼう、けんちん汁、昆布の佃煮なども冬には食べたいですね。
ふだんから意識しよう、４つの「くび」
首は気温の影響を受けやすい場所です。首が冷えると短時間で体温が奪われてしまうので要注意！そこで意識したいのは４つの首を冷やさないこと。首、手首、足首、お腹のくびれ！腹巻きやマフラー、スカーフなどを上手に使って寒さ対策していきましょう。
ぽかぽか快眠するための秘訣
冬の間、私は湯たんぽを使用しています！朝までぽかぽかでとっても暖かく、ぐっすり眠れます。あとは足先が冷えてしまう場合は、足湯をしてから寝るのもいいですね。その時にジンジャー、シナモン、レモングラス、ローズマリー、マジョラムなど、血行の巡りをよくしてくれるエッセンシャルオイルを入れるのもおすすめです。
教えてくれたのは
藤沼有紀さん
9才、5才、3才の三姉妹の母。ヨガレッスンや自然療法をお伝えしています。
Instagram:@tsukinowayoga_yuki
