性能を一番に考えた窓からの眺めも美しい家（栃木の工務店 / 伴工務店）

こんにちは。TANOKURA編集部です。

家づくりをしようと思ったとき、ほかの方がどんなふうに作っているのか気になりませんか？これからおうちを建てる方も、いつかはおうちが欲しいと憧れがある方も、一緒に家づくりのひみつをのぞいてみましょう！

今回ご紹介するのは、伴工務店で建てた宇都宮市にあるおうちです。

おうちデータ
正解ポイント
- エアコン1台で家じゅうが快適な温度
こだわりポイント
ライターの感想
栃木の工務店 / 伴工務店

おうちデータ

家を持つきっかけ

家を建てようと思ったのは3年ほど前、海外赴任先のアメリカから戻ってきてすぐのタイミングです。最初は二世帯住宅も考えたのですが、ひとまず自分たちだけの住まいを持とうということになりました。この辺りは海外赴任前に住んでいたところなので状況もわかりますし、学校が多い地域なので環境もいいですよね。そんなことも考えて、このあたりに決めました。

なぜ、この工務店に決めたか

アメリカの住まいは基本、全館空調なんですよ。それが快適だったので、全館空調が可能な戸建てを建ててくれるハウスビルダーを探すうちに、伴さんと出会いました。全館空調を謳っているビルダーさんでも、いざとなるとプラス数百万かかってしまったり、メンテナンスコストがかかりすぎてしまったりするのですが、伴さんは「全館空調のシステムを入れるなら、性能を上げることで同じ効果を出せますよ」と言ってくれたんです。それが決め手の一つになりました。

また、いくつか完成見学会にうかがうなかで、伴さんの建てる家はどの家もしっくりきたんです。それに、こちらの希望の引き出し方がとても上手なんですよ。「どういう暮らしがしたいか」を聞いてくださるので、希望を伝えやすかったのもよかったですね。

これから家を建てる人へのメッセージ

どこにお金をかけるのか、が今後ますます大事になるのではないかと思います。私たちの場合、土地を選ぶ際にも今後のことを考えて選びました。エリア的に少し高めではありますが、子どもたちが自力で通学できれば、送り迎えなどが不要になります。バス停も近いので、駅に出るのも簡単。車を2台所有しなくてもいいので、その分を土地に当てています。また、性能のいい家を建てることに一番のコストをかけました。建てる時の金額だけでなく、ランニングコストやメンテナンスコストも含め、トータルで考えることが大切だと思います。

まだひと月足らずしか住んでいませんが、夏の暑い時期を快適に過ごせたのは伴さんが建ててくれた家のおかげです。なにより、性能のいい家は本当にいつでも快適に過ごせるんですよ。それが一番ありがたいですね。

正解ポイント

エアコン1台で家じゅうが快適な温度

夏は2階のエアコンと、玄関ンのサーキュレーター1台だけなんですよ。家の性能を上げるってこういうことなんだな、と合点がいきました。各部屋に冷たい空気が行きわたるよう、子どもたちの部屋は欄間部分をオープンにしています。

料理はあまり好きではないのですが、子どもたちがとにかく食べるんです！だから、調理器具がどこにあるかわからなくならないように、収納をオープン収納にしてもらったり、掃除が面倒にならないように、グリルなしのコンロを選んだり。いろいろな工夫をしてもらったら、キッチンがとても好きになりました。壁付けのキッチンの前に造り付けの作業台を作っていただいたので、リビング側からはキッチンのごちゃつきが見えず助かっています。

窓枠を広くとってものを置けるようにしていただいたので、調理台がとても使いやすいんですよ。下の窓枠の中に仕込まれた間接照明は、まぶしくならずに手元が明るくなるので重宝しています。

こだわりポイント

布団を敷くスペース

寝室に、ベッドを買うイメージがわかなかったんです。なので一段小上がり風に段差をつけてもらって、その上に布団を敷く形にしてもらいました。段差部分はすべて、跳ね上げ式の収納になっているので、冬のかさばる布団を収納するのにぴったり。ちょっと奥まっているので、籠りたいときに最適の場所です。

図書館のような空間

本がたくさんあるので伴さんに相談したら、廊下一面に作り付けの本棚を造作していただけることになりました。階段の途中に座って眺める本棚の景色が好きなんです。本がずらりと並んで、図書館みたいでしょ？

回遊できる家事動線

ぐるぐる回れる家事動線も、こだわったところです。キッチンからファミリークローゼット、脱衣所兼洗濯室、浴室がすべてつながっているので、キッチンに立ちながら洗濯乾燥も一緒にできるんですよ。

子どもそれぞれのロッカー

ファミリークローゼットにはケンカしないように、子ども一人にひとつずつロッカーを作りました。そうしたら、子どもたちが自分で朝の支度ができるようになったんです！きっと、自分のものの場所が明確だから、子どもたちにとっても使いやすいんですね。

ライターの感想

「かわいい家！」というのが一番最初の印象でした。どこか蔵のようなたたずまいなのに、窓や明かりやアクセントの金具の一つひとつがどれもかわいくて。お客様のイメージを形にしたのだと後からうかがい、「これまでの家とちょっと違う」と思った謎が解けました。
3人のお子さんたちは、食べ盛りのやんちゃ盛り！子どもたちとアメリカから連れ帰ってきた猫ちゃんと過ごす、毎日のにぎやかな暮らしが目に見えるようです。ぐるぐる回れる家事動線を駆使して家事をさくっと終わらせて、お子さんの成長とご家族の時間を楽しんでくださいね。