LIFESTYLE

子どももぱくぱく大喜び!美味しいシチューを作ってみよう

2019.02.02

食も住も素材本来の力を大切に! 
発酵食スペシャリストによるレシピ公開♪

こんにちは!TANOKURAレポーターのtomokoです。 
 
TANOKURA vol.22 はもうお読みいただけましたか?その中の「ナスリンの温かな家 温まるごはん」のページで登場した「鮭とブロッコリーの豆乳シチュー」。腸内環境を整える効果があるこのメニュー、お子様たちがぱくぱくと食べていた姿が印象的でした。レシピを考案してくださった離乳食インストラクターであり発酵食スペシャリストでもある渡辺瑞季さんが、そのレシピと発酵食品がどうして体にいいのか?を教えてくださいましたよ!

材料・下処理

材料(4人分) 
・さといも 2個 
・玉ねぎ 1/2個 
・人参 1本 
・ブロッコリー 適量 
・鮭 2切 
・酒粕 10g 
・オリーブオイル 大さじ1 
・豆乳 200ml 
・塩麹 70g 
・にんにく 1片 
・水 400ml 
 
下処理
・里いも 乱切り 
・玉ねぎ 厚めにスライス 
・人参 乱切り(火が入りやすいように軽くボイル) 
・ブロッコリー 食べやすい大きさに切ってボイルしておく 
・鮭 手のひらに水と塩を少量つけて鮭両面につけ、キッチンペーパーで包む(30分程度)。 
   分量外のオリーブオイルで両面焼いておく 
・ニンニク すりおろす

作り方

作り方 
① 玉ねぎと人参を分量のオリーブオイルとにんにくで炒める 
② 里いもは分量の水で煮ておく 
③ 里いもに火が通ったら酒粕を入れて柔らかくしておく 
④ ③をミキサー(ブレンダーでも可)でペーストにする 
⑤ ①に④を加えて豆乳でのばす  
⑥ 塩麹を入れて味を調える 
⑦ 鮭とブロッコリーを盛り付けて出来上がり! 
※お好みで塩・ハーブ・カレー粉で味を変えてもOK!

発酵食が冬場に特にいいワケ?

腸内は体内の7割の免疫を司る場所だと言われていますが、発酵食はその腸内環境を整えてくれるんですって! 
今回のシチューで使われた発酵食は酒粕と塩麹…それぞれの働きを瑞季さんに聞きました。

酒粕のいいところ

瑞季さん「酒粕は日本酒を絞ったあとの非加熱の副産物で、麹菌や微生物が生きた状態で腸内環境を整えてくれます。加熱しても善玉菌のエサになって善玉菌をサポートしてくれるんです。体を温める役割もあるんですよ。また、酒粕に含まれるタンパク質(レジスタントプロテイン)は体の余分な脂肪をつかまえて排出してくれるので、体内のコレステロール値を下げる役割も! 特に冬は脂肪が溜まりやすい季節なので酒粕は強い味方になりそうですね」

塩麹のいいところ

瑞季さん「そしてもうひとつの発酵食品、塩麹の成分である麹菌には消化酵素が多く含まれているので、消化吸収がスムーズになると言われています。 特に内臓機能が未熟な乳幼児さんは消化吸収が大人のようにはできないので、サポートのために塩麹を調味料として使いました!」

食も住も子どものことを想って

一方、今回の撮影場所、とっても素敵で温かい家の造り手である那須林産工業、渡辺ユミさんはこう語ってくださいました。 
「アレルギーをお持ちのお子さまがいらっしゃるご家族が、弊社で自然素材を使った温かい家を建ててくださったことがあるんです。住み始めて半年経ってからお会いしたときに、お子様のアレルギー検査の値が随分低くなって、住環境で子どもの健康は変わると実感したと話してくださって、とても嬉しくなりました。やはり温度差や埃、科学物質など、刺激が少ない住環境を整えることは大切ですね。」 
 
ご自身もお子様が生まれてから、より強くそう思うようになったそうです。 
食と住―お子さまが育っていく毎日に深く関わる部分、親としてこだわりたいところですね。

 
 

いかがでしか? 
酒粕って、ちょっと味に特徴があって子どもは食べづらい印象があったけど…このシチューは小さなお子さんも喜んで食べていたし、こんなに体にいい成分が含まれているのなら積極的に使ってみたいですね。瑞季さんはご自身が母親という立場になった際、「私が作った料理でこの子は育つ」と思い、食を見直そうと決心、離乳食や発酵食について本格的に勉強されたそうです。すべては母の愛から始まったのですね。 
 
こちらの記事の内容は、TANOKURA22号p14.15でご紹介しています!ぜひ、冊子も手にとってくださいね。

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発行元

株式会社Seeders
栃木県宇都宮市峰4-20-2 A004
TEL 028-620-5166
http:/www.seeders.co.jp

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tomoko
温かい家、温まるごはん…何で作られているか、がとても大切だということをしみじみ感じました。今回ご紹介いただいたシチューは、簡単に作れることも意識して考案されたレシピだそうで、私もぜひ作ってみたいです♪
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