こんにちは!TANOKURA編集部のmamiです。
私の朝の習慣は、ホットコーヒーを淹れること。少し濃いめにいれてカフェラテにしたり、苦味を味わいたいときはブラックのまま。コーヒーを淹れる作業がぼーっとした体を起こすスイッチになっていて、コーヒーができあがるころにはようやく体が起きはじめたのを感じます。
毎日の習慣でもあるコーヒーの淹れ方をTANOKURA vol.41の取材で習っていたところ、「氷出しコーヒー」という淹れ方があるのを耳にしました。水出しコーヒーは聞いたことがあるけれど、氷出しコーヒーという言葉を初めて聞いた私は、早速おうちでチャレンジしてみました。
氷出しコーヒーの分量
市販のコーヒー粉 20g
氷 200g
お湯 適量
いつも使っているコーヒーの粉、氷、そして最初にコーヒー粉を蒸らすためのお湯を準備しました。氷出しコーヒーは薄めに出るようなので、気持ち濃いめになるように20g準備しました。
コーヒーメーカーは、自宅で愛用しているCHEMEX(ケメックス)を準備。ウッドクリップがアクセントで、シルエットがスタイリッシュなところがお気に入りです。
氷出しコーヒーの淹れ方・作り方
コーヒーメーカーにフィルターをセットし、コーヒー粉を入れます。コーヒー粉全体に行き渡るくらいのお湯を入れたら、そのうえに氷をそっと置きます。やることは、これでおしまい!あとは、氷が溶けるのをゆっくりと待ちます。
氷をセットしてから、30分くらい経ちました。この日の室温は、28℃くらい。氷の角張りが丸くなってきて、ポタッポタッとコーヒーが滴り落ちる音が聞こえます。
氷をセットしてから、1時間くらい経ちました。氷が半分弱くらい溶けてきています。置いておくだけで完成するのですが、どのくらい氷が溶けたかなと気になって、ついつい何回か様子を見に行ってしまいました。
氷をセットしてから、2時間くらい経ちました。半分以上は溶けています。室温28℃くらいで200gの氷を使って氷出しコーヒーを作ると、だいたい4時間くらいで完成しました。
氷出しコーヒーのできあがり!
コーヒーメーカーの氷が溶けきって、氷出しコーヒーの完成!コーヒーフィルターを取り除きよく攪拌してから、氷を入れたグラスに注ぎます。
同じコーヒー豆を使って淹れたコーヒーより、今回淹れた氷出しコーヒーは角がない感じでまろやか。粉っぽい感じもなく、優しい口あたりでした。今回入れた分量では少しだけ濃く感じたので、ミルクを足してカフェオレにして飲んでも良さそうでした。
4時間ほどで一杯分の氷出しコーヒーが簡単に作れるので、お昼前にセットしたらおやつの時間においしいコーヒーのできあがりです。コーヒーが滴り落ちる音は心地よく、ほったらかしなのに贅沢な気分を味わえます。とても簡単なので、ぜひ一度やってみてくださいね。
2023年10月発行のTANOKURA vol.41の特集は「コーヒーを極める」。栃木市にあるTwilight Coffeeさんにお話を聞き、コーヒーの楽しみ方やおいしい淹れ方などをご紹介しています。冊子を見かけたら、ぜひご覧ください。