こんにちは!TANOKURA編集部のmamiです。
2023年10月発行のTANOKURA vol.41の特集「コーヒーを極める」で、おいしいコーヒーの淹れ方やコーヒー豆のことを学び、奥深いコーヒーの世界を知りました。手軽にコーヒーを味わうドリップコーヒーのおいしい淹れ方をTwilight Coffeeさんに聞き、さっそくチャレンジしてみました!
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ドリップコーヒーをおいしく淹れるために準備したもの
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ドリップコーヒーをよりおいしく淹れるために、準備したのはこちら。普段はマグカップひとつでドリップコーヒーは入れられますが、今回はマグカップ2つとドリッパーとフィルターを用意しました。
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ドリップコーヒーは、北海道の大雪山の麓にあるドリップコーヒー専門店TAISETSU COFFEEのもの。先日北海道旅行に行った友人からおみやげでもらった、とてもかわいいパッケージのコーヒー。キタキツネの横顔の写真がパッケージになっています。TAISETSU COFFEEのフォトシリーズは、かわいい動物や凛とした北海道の風景の写真が印刷されていて、どれも素敵なものばかりでした。
さっそくドリップコーヒーを淹れてみよう!
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① ドリップバッグを開け、粉をすべて1つの容器に出す
パッケージを開き、コーヒーのいい匂いを感じながら、ドリップバッグに入っているコーヒー粉を準備していたマグカップに出します。サラサラきめ細かい粉がふわりと入っていきます。
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② ①の粉に直接お湯を入れ、3~4分おく
コーヒーを極めたいなら必須のアイテム、と先日勉強したスケールを使います。①のマグカップをスケールに乗せて、0に合わせてから、お湯を注ぎます。TAISETSU COFFEEのドリップバッグに入っているコーヒー粉は、10gと表記がありました。今回はお湯を160g準備しました。
いつもならやらない方法に少しドキドキしながら、ぴったり160gのお湯をコーヒー粉が入ったマグカップに注ぎました。コーヒーの香ばしい香りが、一段と広がります。スケールから下ろして、このまま3~4分置いておきます。
Twilight Coffeeさんから、コーヒーと水の関係を教えていただきました。
「おいしいコーヒーを左右する要素として、水が大きく関係しています。なぜならドリップコーヒーに占める水の割合は98%で、コーヒーの成分はわずか2%しかないからです。コーヒーに使う水は軟水がおすすめ。水道水でじゅうぶんですが、こだわるなら天然水を。」
なるほど、水の違いでもコーヒーの味は変わってくるのですね。コーヒーのことを知るには、水にも意識すること。勉強になりました!
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③ フィルターをセットしたドリッパーをもうひとつの容器にセットし、②の液体を入れてできあがり
事前に準備したもうひとつのマグカップに、ドリッパーとフィルターをセットします。3~4分置いておいたコーヒー液を、そっとフィルターに通します。今回は、直接マグカップの上にドリッパーを置きました。
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フィルターに粉を入れてお湯をかけるより、ざっとフィルターを通っていく感じがしました。いつもの方法とは違う淹れ方をしたドリップコーヒーを、さっそく味わってみましょう。
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味わい深く苦味がちょうど良い、まろやかなコーヒーでした。今回の抽出方法は、浸漬(しんし)式をいう淹れ方をしました。コーヒーの抽出方法には、透過(とうか)式と浸漬式の2種類があり、透過式はコーヒーの粉にお湯をかけフィルターなどで濾してコーヒーを抽出する方法。浸漬式は、コーヒー粉を熱湯に浸してコーヒーを抽出する方法のこと。浸漬式は、コーヒーの粉に均一にお湯が行き渡るため、豆が持つ本来の味をしっかりと抽出してくれます。いつもの淹れ方よりは少しだけ手間や時間はかかるけれど、コーヒーを淹れる時間をより楽しむことができました。
2023年10月発行のTANOKURA vol.41の特集は「コーヒーを極める」コーヒーの楽しみ方やおいしい淹れ方などをご紹介しています。冊子を見かけたら、ぜひご覧ください。
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