こんにちは！TANOKURA編集部です。
季節の変わり目や夏バテからくる体の不調。なんとなく体が重かったり、疲れが取れなかったり…疲れがたまった体を労わるために、まずは腸の状態から見直してみませんか？栃木県に腸もみサロンを開く腸セラピスト”めぐり∞めぐる”さんに、腸にまつわる疑問に答えていただきました！
口を開けば「暑い」しか出てこない昨今の夏。冷たい食べものや飲みもの、パッと食べられる麺類が増えるこの時期。実は、お腹の不調に悩む方が増える季節でもあるんです！連載”誰も教えてくれない腸のこと”第1回目の今回は、腸活初心者の方が悩む疑問にお答えします。
腸活初心者がスタートするには、まずどこからなにを始めたらよいですか？
乳酸菌1億個が入ったサプリと手作り味噌を使った味噌汁を飲む。どちらが腸活になると思いますか？
腸活に大切なのは『多種多様』。サプリを飲み続けても、1種の菌は満たされても多種多様とは言えません。わざわざサプリを買わなくても、日ごろ使う基本の調味料”さしすせそ”を発酵したものに変えるだけで自然と腸活がスタートできます。
『さ』砂糖…もれ腸や体を冷やす白砂糖に注意！
もれ腸とは、腸の内側に隙間ができ異物や毒素が体内にもれ出てしまう状態で、白砂糖や小麦製品が原因と言われるもの。疲れが抜けない・だるさを感じる原因に。
腸が喜ぶオリゴ糖を含む黒糖・きび糖に変えたり、上級者さんは甘酒を砂糖代わりに◎
『し』塩…減塩するより塩を変える
塩には精製塩と自然塩の2種類あり、精製塩はミネラルバランスが崩れ高血圧のリスクが高まります。減塩しましょうと言われるのはこのため！
一方自然塩は、現代人が不足しているマグネシウムやカリウムなどのミネラルをとることができます。ほんのり甘みを感じられるのが特徴。
見分けるポイントは、製造工程を見ること。
精製塩はイオン膜・立釜・乾燥・溶解、自然塩は再生自然自然・平釜・天日・粉砕と書かれています。上級者さんは塩麹に変えると更に◎
『す』酢
有害な菌を体に入れないようバリア機能を強くし、腸の動きを元気に！やせ菌が増えるうれしいオマケがあり、酢キャベツで10キロやせた方もいらっしゃいます。純米酢・国産100%・アルコール、添加物なし、と書かれたものを選ぶようにしましょう
『せ』しょうゆ…本物はしょうゆそのものが発酵食品
本物を見分けるには
・原材料が大豆・塩・小麦のみのもの
・ゆっくり自然のまま作られたという意味の、天然または自然醸造を選ぶ
スーパーで手に入れにくいのが難点。自然食品店などで購入できます。上級者さんはしょうゆ麹でもっと腸活◎
『そ』みそ
植物性乳酸菌が生きて腸に届き、善玉菌のエサとなり腸を整えてくれます。
腸セラピスト一押しの最高腸活食品は、みそ汁です！みその発酵＋具の食物繊維を温かく取り入れられるので腸にやさしいのです。ただし、発酵したみそに限ります。
見分けるポイントは、
・原材料、大豆・麹・塩
・パッケージに呼吸口がある
・出汁入りNG
・精酒が入っていない
条件が満たされていないと、ただのみそ風調味料になります。スーパーより直売所などで冷蔵されているものを選ぶと、更に良いです◎
腸活を長続きするために、毎日簡単にできる方法を教えて！
『ばかり食べをやめる』
はじめにお伝えしたように、納豆だけキムチだけなど1種類だけ取り入れても他の菌とのバランスが崩れうまく働いてくれません。腸にやさしい食品はたくさんあります。
昨日納豆を食べたから今日はみそ汁、明日はキムチを食べよう！などたくさん浮気をして、ゲーム感覚で多種多様な腸内細菌にエサを与えて自分には足りないもの、必要なものはなにか探してみましょう。
お話を聞いた めぐり∞めぐるさんとは
『下剤を使わずに排便できないだろうか？』
介護福祉士として働くなかで、頭にあった疑問が腸もみと出会い、溜めない・出せる身体づくりサポートができる腸セラピストとして8年。
自宅でのサロンワークの他に、腸もみの疑問や大切さをお伝えできたらと、イベントで腸もみ体験や麹三兄弟ワークショップ・無添加ランチ会、インスタグラムにてご自宅でできる腸活法などを発信しています。
腸もみサロン めぐり∞めぐる
栃木県鹿沼市にある 女性限定サロン
営業時間：9:00〜21:00
定休日：水
https://meguri23meguru.amebaownd.com/
Instagram @meguri8meguru
