こんにちは、TANOKURA編集部です。
2026年1月発行のTANOKURA vol.50の特集は「タイニーハウス」。タイニーハウスとは、とても小さな家のこと。家の中におこもりスペースが欲しい、という読者の声をきっかけに、大人も子どもこもりたい、すっぽり包まれてちょっと安心できる場所、そんな小さな家をつくりました。
前回、大工さんとつくったタイニーハウスに、色をつけて完成させていきます。
もくじ
心地よい場所にするための下準備


釘の頭に塗っておいたウッドパテをやすりで削って、なめらかにします。座ったときも触ったときも服や肌にひっかけないように念入りに。次に全体に下塗り材を塗ったら、着彩スタートです。
それぞれのテーマで塗っていきます
2人のデザイナーがそれぞれのテーマで塗っていきます。TANOKURAチーフデザイナーのcomiは、読者でもある大人の女性向けに、美しく存在感のある、それでいてほっとできる家をつくっていきます。50人以上の生徒が通う造形教室PALETTEで先生をしているyukaは、子どもたちが好きなはっきりしたカラーで、楽しく遊べる家をつくりますよ。
comiがつくるタイニーハウス「こもれび」


大きなはけで、全体に白を塗ります。なるべく同じ方向にはけをすべらせます。次に、細い筆で、最初に塗った向きとは違う方向へ、雫のように転々と濃い白をのせます。


ただ白いだけではのっぺりしてしまうので、時折赤色や緑色、青色を混ぜました。ほんのりカラーがのぞくように塗り方を工夫しました。見る角度によってニュアンスが変わって、表情豊かに見えます。
床の裏は目の覚めるような青色。見えないところもきれいに塗っています。
yukaがつくるタイニーハウス「サーカス」
ミルクのような白色で全体を塗ります。床ははっきりした赤色。面積が大きく、均一にべたっと塗りたかったので、ローラーで塗っていきました。
屋根も赤く、まっすぐな線でストライプにしました。色がはっきり出るように、丁寧に塗り重ねていきました。
壁にいろいろな模様を描きます。テープで大体のサイズと形を決めて、テープの内側を塗ります。最後にテープをはがして線をきれいに整えます。ドーナツや雲のような不思議な形がいっぱい。はっきりなにかわかる形にしないで、子どもたちが想像をふくらませて楽しんでくれるようにしました。
タイニーハウス、完成!
「こもれび」(左)と「サーカス」(右)ができあがりました。
comi「『こもれび』は、森の中でこもって癒やされる空間をイメージしています。細い筆で点々と塗ったあとは光の粒子のよう。垣間見える赤や緑で、木の隙間からこぼれる光を感じてもらえたらと思います」。
yuka「『サーカス』は壁の模様を見ながらいろいろな空想の世界に旅立ってくれたらうれしいなと制作しました。「ふだんから、造形教室の子どもたちは偶然できあがった形から連想ゲームをしていて、その発想には驚かされます。決まった考え方にとらわれない自由な視点は子どもの特権!大人も子どもも一緒に楽しんでほしいです」。
座るとなんだかほっとする、タイニーハウス。大人が座っても安心の丈夫さがあり、小さな空間におさまるおこもり感をぜひ感じてほしいです。植物を置いたり、お気に入りの本や雑貨を置いて、自分の好きな空間づくりをしてもいいですね。
TANOKURAくらしのマルシェで展示・販売します!
今回制作したタイニーハウス2棟を、それぞれ1名様限定で販売いたします(当日その場でお持ち帰りいただける方に限ります)。ぜひ、実際のタイニーハウスを見に来てくださいね。












