こんにちは、TANOKURA編集部です。
仕事から疲れて帰ってきた日や休日に、ゆったりとくつろげる家に憧れる人は多いのではないでしょうか。でも実際、どうすればそんな家を建てられるのか…住宅のプロでない私たちには、なかなか想像がつかないものです。
そこで今回は、マルニホーム専務の小田部さんに、モデルハウス「MUSUBI」を案内していただきながら、ゆったり暮らせる家づくりのポイントを教えていただきました。
例えば、庭にこだわってみる

「くつろぐ」とひと言でいっても、その意味は暮らす人によってさまざまです。緑を目にすることでくつろげる人もいれば、ゲームやマンガを思いっきり楽しめる空間こそくつろげるという人もいます。

このモデルハウスでは、ソファに腰かけて庭の緑をゆったり眺める時間をご提案。窓のレールが見えないように床との高さを調整することで、庭の景色を1枚の絵のように楽しめるような工夫をしています。
庭師さんに設計段階から入っていただいたこの庭には、「行方」という名前がついているんですよ。川端の景色を再現したような、雑草も美しいこの庭では、遊びにくる鳥の行方、雨の日の雫の行方、木々が作り出す影の行方…いろいろな行方を味わうことができます。

この庭の樹木たちが、道路からの視線をさえぎりながらも、自然と近隣の景色に溶け込む、「結ぶ」役割を担っています。リビングから眺める庭と、ダイニングから眺める庭では、表情が違って見えます。これだけ庭を楽しめる家も、なかなかないかもしれませんね。

大切なのは、「自分はどんなふうに暮らしたいのか」を明確にすること。そこから先は、私たち設計士にお任せください。
スペースにゆとりを持たせる

空間に少し余裕があるだけで、気持ちにもゆとりが生まれます。たとえば洗面室。忙しい朝に2人が並んで身支度をしたい場合、実際には3人が並べるくらいの広さがあると、よりスムーズです。
このモデルハウスの洗面室では、洗剤や洗濯機の水栓、ゴミ箱などを扉の中に隠す工夫もしています。こうした「目に入る情報を減らす」工夫も、精神的にゆったりすることにつながっているかもしれません。
ゆったりできる照明計画を

ゆったりした気分で過ごしたいなら、照明計画も大切です。このモデルハウスでは、間接照明を多く取り入れ、光がやわらかくなるように工夫しています。ダウンライトはまぶしく感じるという方もいらっしゃるんですよ。
リビングの間接照明は調光が可能なので、夜には少し明るさを落とし、庭のライトアップに照らされた木々の陰影を楽しむこともできます。なかなか風流ですよ。

寝室にも間接照明を採用していて、直接光源が目に入らない設計にしています。就寝前に明かりを少し落とすことで、ゆったりした時間が生まれ、睡眠の質も良くなるかもしれませんね。
お話しをうかがったのは
マルニホーム専務取締役 小田部正人さん
二級建築士・住宅ローンアドバイザー
とても素敵なモデルハウスで、「ここに住みたい!」と思うほどでしたが、これはあくまでひとつの提案。実際に家を建てるときは、「自分にとっての“ゆったり”や“くつろぐ”」をしっかり伝えることが大切なのだと学びました。
「お客さまの暮らしを大切に、顔が見えるおうちづくりをしたいんです」とおっしゃる小田部さん。お客さまたち一人ひとりの話を丁寧に聞いて、理想の暮らしをカタチにしていく姿勢が印象的でした。
モデルハウスを見学しながら、「私はこんな暮らしがしたくて……」という思いを、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか?
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モデルハウスを実際に見学できますので、お気軽にご予約くださいね!
マルニホーム 丸二産業株式会社
栃木県鹿沼市樅山町45-1
TEL.0289-62-2294
https://www.marunihome.com