こんにちは。TANOKURA編集部です。
家づくりをしようと思ったとき、ほかの方がどんなふうに作っているのか気になりませんか?これからおうちを建てる方も、いつかはおうちが欲しいと憧れがある方も、一緒に家づくりのひみつをのぞいてみましょう!
今回ご紹介するのは、お互いの住み分けを上手にされている二世帯住宅のおうちです。

もくじ
おうちデータ
家を持つきっかけ

きっかけは、子どもが生まれてアパートが手狭に感じるようになったことです。子どもはもうすぐ4歳。小学校、できれば幼稚園に上がるまでに、この先の居住をどうするか決めておきたい、と考えていました。
家を建てることになったのは、私の実家があった場所。区画整理の際に祖父母が建てた家に、両親が住んでいました。祖父母はこのあたりが区画整理されるずっと前からここに住んでいたそうです。私もここで生まれ育ちました。
この辺りは本当にいいところなんですよ。ほかのところを探すより、ここに二世帯住宅を建てられたらいいなと思って両親に相談したら、二人とも快くOKしてくれて、家を建てることになったんです。
なぜ、この工務店に決めたか

もともと両親の家だった場所に二世帯住宅を建てるのだから、両親には間取りに関して妥協してほしくなかったのですが、なかなか満足のいく間取りにたどり着けなくて…。TANOKURAさんに相談したら、「地下室はどうですか」とTOCORONさんを紹介してくださったんです。
ダメもとで聞いてみようと伺ったモデルハウスが、なんというか、すごく明るく感じたんですよね。浩樹さんと愛子さんも親しみやすく、地下室が作れることでなにより「希望通りの間取りにできますよ」と回答していただけたことが、お願いする決め手になりました。
地下もある3階建てだから、総工費はかなりかかるのではないかと覚悟していたのですが、出てきた見積もりはハウスメーカーさんと比較してもそんなに変わらなかったんです。性能も価格も妥協せず最後まで考えてくださったのは、TOCORONさんだけでした。
これから家を建てる人へのメッセージ

TOCORONさんの一番の魅力は、ゆったりこだわって作れるところだと思います。「いつまでに決めなきゃ」とか「時間がないからこれで」みたいなことは、ひとつもありませんでした。逆に、契約前に図面を作っていただいたり予算も細かく出していただいたり、こっちが心配になるぐらい(笑)。そんなところも含めて、のびのび家づくりをしたい人にお勧めです。
こだわりポイント
エリアをきちんと分けて、それぞれこだわれる場所づくり

1階と地下1階が両親、2階と3階が私たちのエリアです。玄関はひとつですが、中身の設備はすべて、2つずつにしてもらいました。寝室も1階と3階で離れているので、お互いがより気兼ねなく生活できる二世帯住宅になっていると思います。

私たちのスペースは、グランドピアノが置けて子ども部屋があって、リビングを広くとってほしい、とだけお伝えしました。今、私が中学校の教員として子どもたちに音楽を教える仕事に就けているのは、小さいころから習っていたピアノのおかげです。なので、どうしてもグランドピアノは置きたいと思っていたんです。

グランドピアノのスペースを確保すると2階のワンフロアでは到底収まらず、最終的に総3階建てになりました。愛子さんは造作のキッチンをはじめ、光の入り方や洗濯の動線、巾木の幅ひとつとっても私たちのイメージを汲んで形にしてくれていて、本当にすごいですよね。
両親のスペースは、TOCORONさんお勧めのヒノキとスギの無垢材をふんだんに使ったナチュラルで落ち着く空間になりました。1階の居住スペースは、玄関から直でリビングダイニングにつながっていて、すぐにくつろげる間取り。和室の掃き出し窓は、なにかあった時にそこから出入りできるようになっています。6畳の地下収納に普段使わないものを収納することで、1階をすっきりと使ってもらえると思います。
ライターズボイス
ご両親世帯と娘さん世帯と、お互いに干渉しすぎることなくどちらにとっても暮らしやすい、大満足の二世帯住宅ができたのではないでしょうか。お子さんはおじいちゃんおばあちゃんと一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりするのを楽しみにしているそうですよ。新たに始まる二世帯住宅での暮らし、楽しんでくださいね。
栃木の工務店/TOCORON
TOCORON
栃木県宇都宮市江曽島町1394-39
TEL:028-688-8217
https://www.tocoron.com
