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丁寧につくる“ひと” 小野糀編

こんにちは!TANOKURA編集部です。

こだわりが詰まった素敵な作品やおいしいメニューたちは、どんな人の手から生まれるのでしょうか?TANOKURA vol.34の特集のひとつ、「丁寧につくる“ひと”」のお話をもっと深くお伝えします。

今回ご紹介するのは、栃木県日光市で味噌・糀屋さんを営む「小野糀」さん。「つくる“ひと”」としてのこだわりや想いをお聞きしました。

小野糀さんにインタビュー


編集部:TANOKURA100人展 TOCHIGI vol.20 -PREMIUM-の企画のひとつ、「おいしかったものランキング」の2位に選ばれました。おめでとうございます!

小野糀:恐縮です!

編集部:小野糀さんの、つくることへのこだわりはなんですか?

小野糀:昔ながらの製法、手づくり、安心安全を心がけています。糀、味噌、甘酒づくりまで、なるべく機械を使わないで手間ひまかけてつくっています。父が職人としての勘を大事にしながら心をこめてつくる糀が、全ての基本です。糀は大きく分けて2種類あり、米が原料の米糀は米味噌用の味噌糀と甘酒用の甘酒糀。ほかに、麦糀は麦味噌用です。バジル&チーズ塩糀とか、レモン塩糀とか、ちょっと変わった商品は、季節ごとの旬を大切に思いつきでつくることが多いです(笑)

編集部:5年たっても糀づくりの道はまだまだ難しいですか?

小野糀:糀を一から醸すという作業はなかなか行えず、私自身は作業の一部を手伝っているところなのでまだまだ長い道のりです。温度・湿度・気温など職人の勘でつくる部分が多く、言葉で習うものではないため難しい…。生き物相手なのでまだまだ未知数です。

編集部:初めたころと今と、商品の味は変わっていますか?

小野糀:基本的には昔の製法のまま、当初より変わっていません。ですが、いろいろな味のバリエーションができたことにより、新しい味をご提案できていると思います。基本的な大切な部分はなにも変わっていません。

編集部:ブランディングのためにしていることはありますか?

小野糀:伝統や日本のいいところを残しつつ、若い世代にも馴染みやすいものを心がけています。「小野糀」として活動を始めるにあたって、若い人たちにも興味をもってもらえるようまずは見た目をかわいくしよう!と、味噌のパッケージを一新。さらに、ロゴも新しくしました。それまでなかった塩糀などの調味料、瓶入りフルーツ甘酒など、ちょっと趣向を変えた商品も発売しました。

編集部:なにが一番の喜びですか?

小野糀:やっぱり、お客様の「おいしい」のひとことにつきます。「甘酒は苦手だけど小野糀の甘酒は飲める」とか、「子どもが小野糀の味噌だとお味噌汁をおかわりする」という話を聞くと、本当にうれしくなります!

編集部:来年カフェもスタートされるということですが、現在のドリンクスタンドも続けていかれますか?

小野糀:はい。現在の店舗では商品販売を拡充します。さらに、現在の店舗で注文を受けてカフェで作成し、テイクアウトをご提供できる形は続けていこうと思います!カフェでもテイクアウトのご要望にはお応えします!

プレゼントの応募はこちらから


小野糀さんからいただいたプレゼントは「バジルチーズ塩糀+ハニーマスタード塩糀のセット」。こちらは抽選で1名様に当たります!ぜひご応募くださいね。

※プレゼント応募期間は終了いたしました。
プレゼント応募期間:2022年2月7日(月)お昼12:00まで

小野糀さん Profile


母体となる小野糀店から、その響きを大事にし「小野糀」に。ロゴマークはアルファベットの「ONO」を組み合わせてお米のくぼみをあらわしています。にじんでいるのは生産者の汗と、お客様の感動の涙を表しています。

Instagram:@onokoujiten
公式HP:https://ono-kouji.com/

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