こんにちは、TANOKURA編集部です。
2025年10月発行のTANOKURA vol.49の特集は「大人の電車旅」。電車に乗って栃木市へショートトリップしてきました。昔ながらの風情を感じるミツワ通りを歩くなかで、レトロかわいい喫茶店を発見。蔵の街では遊覧船を体験してきました。
オープンから半世紀の喫茶店
ミツワ通りを散策中、白と赤茶色のカラーもかわいらしい建物を発見。ドアを開けると、笑顔の素敵なマダムとマスター、コーヒーのサイフォンが迎えてくれました。
マダムはとっても元気で気づかい上手な方。マダムが気さくにお話ししてくれるので、ちょっと緊張していた気持ちもすっかりくつろいでしまいました。常連さんも次々にやってきて、マダムとマスターのお人柄もあって人が集まってくるのだろうなと感じます。
喫茶BAKUはマダムが始めたお店で、オープンからもう50年近くなるそうです。メニューは当時から変わらず、内装もほとんど手を入れていないのだとか。
喫茶店の王道ランチをいただきます
アイスカフェオレとBAKUサンドを注文。ふわふわのパンに厚めの卵焼きやポテトサラダ、キュウリとハムも入ったサンドイッチは、まさに喫茶店のサンドイッチ、といった存在感で、定番人気メニューだそうです。ポテトサラダはじゃがいもの味がしっかり感じられました。ボリュームもたっぷり。近くにあったら通いたくなること間違いなしの喫茶BAKUさんでした。
蔵の街栃木を遊覧船で楽しむ
次にやって来たのは、蔵の街。栃木市の街中を流れる巴波川(うずまがわ)の両岸には蔵が並び、趣たっぷりの風景です。ここで遊覧船に乗ることに決めました。笠も選べてわくわくします。
川面が近い!蔵を眺めながら、すいすい進んでいく船のほどよい揺れ、水の音、船頭さんの櫂をこぐ音、すべてが心地よいです。
船に乗りながら、船頭さんがもともと川で運送をしてきた歴史などを話してくれて、勉強になります。鯉が寄ってきたので餌をあげたら、鯉の勢いがすごくて指もぱくっとされちゃいました。
船頭さんによる圧巻の歌声
途中で船頭さんが「栃木河岸船頭唄」を歌ってくれました。お世話になった藤沼さんは民謡の先生に師事した方で、その浪々とした歌声は素晴らしいものでした。船頭さんも個性があって、おしゃべりが得意な方、歌が得意な方、いろいろな方がいるそうなので、どの方に漕いでもらうか楽しみですね。
TANOKURA vol.49の記事もぜひご覧くださいね。
▼喫茶BAKU
栃木県栃木市室町6-12
営業時間:10:00~19:00
定休日:水・日曜日
▼蔵の街遊覧船
栃木県栃木市倭町2-6
営業時間:3月~11月 10:00~16:00
12月~2月 10:00~15:00
※雨天時は運休することがあります
HP http://www.k-yuransen.com












