こんにちは!TANOKURA編集部のyukaです。
お子さんと遊ぶ時、おうちでどんな遊びをしていますか?
おうちの中でできる遊びといっても、普段と同じゲームやおもちゃばかりで、子どもたちも飽きてきちゃった…なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
「子どものわくわく工作教室」の連載では、造形教室の先生として子どもたちと日々造形を楽しむ私が、お子さんとのおうち時間をもっと楽しむ造形アイデアを紹介していきます。
5回目の今回は、大きなキノコの立体工作をご紹介します。新聞紙を使って、軽くて丈夫な立体作品を作れますよ。2025年10月26日(日)に開催された「造形教室PALETTE 生徒作品展(こども文化祭 vol.4 内にて開催)」でも飾られ、大好評だった作品です!
もくじ
新聞紙で簡単!大きなキノコづくり
材料

・新聞紙 8枚
・ガムテープ、セロファンテープなど
・ボンド
・使い捨てのお皿・スプーン
・アクリル絵の具
ボンドは水に溶いて使います。使い捨てのお皿に、お水:ボンドの比率を3:2になるようにお皿に入れ、使い捨てスプーンで混ぜて溶いておきましょう。
作り方
新聞芯をパーツごとに準備!
①新聞紙8枚をそれぞれ形を変えて、キノコのベースをつくります。
A.3枚⋯細く丸める(二つ折りの折り目で折り、繋がっている側から細くくるくると丸めて巻く)
B.4枚⋯ぐしゃぐしゃに丸めて開き、紙にシワをつける
C.1枚⋯5cm角程度にちぎる

②①-Aで細く丸めた3本をさらにそれぞれ加工します。
1.半分に切り十字に重ねてテープで貼る
2.半分に折り重ねてテープで止める
3.輪になるよう曲げて、端をテープでとめる
③②-1で十字に貼ったものを軽く曲げて、②-3で輪にしたものにテープで貼ります。
そうすると、十字と輪を組み合わせたものはキノコのかさになり、二つ折りにしたものはキノコの柄の形の芯ができました。
キノコの形をつくろう
④③でできた芯に肉付けをして、キノコの形を仕上げていきましょう!シワを付けた新聞紙をかさと柄、それぞれに2枚ずつ、被せて覆います。キノコの柄は下に行くにつれ太くなるものが多いです。そのため、新聞紙を巻いた余りが片側に集まるよう、意識しながら巻いていきます。覆った新聞紙が端から緩んでしまわないよう、テープで固定します。
かさは端の新聞紙がかさの中に入るよう押し込んで形を整えます。陶器のボウルを包むときのイメージでくるんでくださいね。
⑤ちぎった新聞紙に水に溶いたボンドをつけて、表面全体に貼って覆います。ボンドが乾いたときに表面に張りがでて、強度が増します。テープも隠れるように上から貼ってください。
⑥土台がよく乾いたら、アクリル絵の具で着色していきます。新聞紙がふやけないよう、お水は少なめで塗ってください。PALETTEの教室では毒キノコの写真を見ながら塗っていました。みなさんの好きな色や模様で仕上げてください。
⑦よく乾かしたら、かさと柄を貼り付けます。ボンドはたっぷり付けて、ボンドが透明になるまでおいたら完成です!
“新聞芯”なら、アレンジ次第でなんでもつくれる!

今回のアイデアはいかがでしたか?新聞紙で芯を作る方法は、応用すればさまざまなものをつくることができます。たとえば、おうちで飼っている動物を等身大でつくってみるのも楽しそうです。大きくて軽い立体を手軽につくりたいときには、ぜひ真似してつくってみてくださいね。
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