とちぎ We talk

とちぎ We Talk / comiの在宅ワークの1日

こんにちは!TANOKURA編集部のNatsuです。
「とちぎ We Talk」では、編集部のみんながどんなふうに働いているかを連載でご紹介していきます。今回は第4弾。「とちぎ We Talk」運営サポーターのNatsuが、TANOKURA編集部チーフデザイナーcomiさんにインタビュー!在宅ワークの1日やデザイナーとして大切にしていることを伺いました。

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森のなかで絵を描いていたかった私


私は、現在TANOKURA編集部のチーフデザイナーとしてフルタイムで勤務しています。
そんな私ですが、実は専門学校を卒業するころ、「働きたくなんかない!」と思っていました(笑)昔から人と関わるのはどちらかと言えば苦手で、森のなかで絵を描いていたいな〜なんて思っていました。就活なんてする気もなかった学生時代。そんな私を見かねた先生が、「試しに働いてみて、もし嫌だったらまた変えてみない?」と声をかけてくれて、老舗の印刷会社を紹介してくれました。印刷会社で1年ほど働いたのち、TANOKURA編集部に転職。現在は正社員で働いています。この私がフルタイムで働くなんて〜!とあのときを振り返れば思いますが、あっという間に6年目に突入。基本的には在宅勤務で、会社へは週1回出社をしています。

comiの1日のスケジュール


8:00 起床
朝はちょっぴり苦手なので、のんびり起きてゆっくり身支度。植物たちに水をあげたり、お部屋を軽くお掃除したりして、1日をスタートします。おうちにはたくさん植物を置いていて、緑が目に入るだけで癒やされます。


9:00 お仕事スタート
本日の業務は
①TANOKURAの特集ページのデザインを進める
②夏のイベントで販売する豆皿のデザインを考える
③午後にSNS投稿をする
TANOKURAの特集ではさまざまなジャンルを取材したり体験に行ったりと、自分の視野が広がる経験をたくさんできるので楽しいです。今進めている特集の記事ではお皿をつくるので、絵づけの技法や型押しでできることなど新しい発見が多いです。


お昼ごはんは気まぐれに
お昼の時間は特に決めていません。おなかが空いたら軽く食べたり、ちょっと寝転んでリフレッシュしたり、お掃除で気分転換したり。きっちりしすぎないのが、自分には合っているみたいです。

18:00 退勤
仕事を終えたら、ごはんをつくったりストレッチしたりしてリラックスタイム。デスクワークで体が固まりがちなので、意識的に体を動かすようにしています。できるだけスマホやPCの画面から離れることも心がけて、目も心もすっきり!


20:00 自由時間
最近のマイブームは、夜の散歩。携帯はあえて持たず、1〜2時間くらい気の向くままに歩いています。人が少なくて空気も静かで、自分の思考が整理されていく感覚が好きです。なにかに追われることなく、ただ歩くって、意外と贅沢な時間なんですよね。

24:00 就寝
お風呂にゆっくり浸かって、映画を一本集中して観るのがルーティーンです。映画はたくさんの世界に触れることができるので、極力ジャンルを問わず観るようにしています。スキンケアをばっちりしたらできるだけ日づけを超えないことを意識して寝ます。

続けていたら見つけた「働きがい」


編集部で働き始めたころは、とにかく「会社のルール」に慣れるのが大変でした。仕事以外にも覚えることがたくさんあって、失敗して落ち込むこともありました。でも、周りの先輩たちを観察しているうちに、落ち込んでいる時間があるなら、その分ちょっとでも考えて動いたほうがいいと思うようになったんです。
それから、次のことを意識するようになってから、少しずつ仕事がやりやすくなってきて、前より悩むことも減ってきました。
・目指すゴールがズレていないか、ちゃんと情報を共有すること
・限られた時間の中で、相手の時間を無駄にしないこと
・自分の業務のことだけを考えるのではなく、全体を考えること

そしてだんだん、仕事にも慣れてきて、自分がつくったものをお客さまに喜んでもらえたり、イベントで「このデザイン、すごく素敵でした!」って直接声をかけてもらえたりする機会も増えました。そういうときに「ああ、自分のつくったもので人の心が動くんだ」って実感して、デザイナーとしてのやりがいを感じられるようになりました。

デザイナーとして大事にしている3つのこと

1 デザインって、実は「問題解決」なんです


私が社会人なりたてのころによく教えてもらったことは、「デザインとは問題を解決すること」。自分の好みや、つくりやすさよりも、相手に伝わっていないと意味がないということをモットーにして日々制作に取り組んでいます。私がつくったあとに製本してくれる人がいたり、それを使って実際に動いてくれる営業の方がいたり、その先にはお客さまもいる。だから、みんなが「わかりやすい!」って思えるものをつくることが私の任務。そう意識しながら、毎回制作しています。

2 「人を動かす」ことも、デザイナーの仕事


今働いている編集部では、TANOKURAの制作だけではなく、TANOKURA100人展のような大きなイベントの広告ポスターも制作しています。ライターさん、営業さん、校正担当さん、イベントスタッフさん…本当にいろいろな人と一緒に動いています。納期に間に合わせるために、デザインする以外にも「人を動かしていく力」が必要です。納期に間に合わせるには、ただデザインするだけじゃ足りないんですよね。みんながスムーズに動けるように、声かけをしたり、スケジュールをまとめたり、外部の方と連絡を取り合ったり…デザイナーって意外と「段取り力」も求められる仕事なんだと実感しています。

3 日常生活でセンスを磨く!


デザインは流行があるので、世のなかで今どんなカラーやテイストがトレンドなのかはよくアンテナを張って見ています。例えば、コンビニで新作スイーツのパッケージを見たり、街中で見かけたイラストをインプットしたり、SNSで話題のものをチェックしたり。あと、ファッションも大好きなので、好きなブランドの新作コレクションを欠かさず見ています。「今年はこういう色や雰囲気が来てるな〜」って、仕事に活かせるヒントが、日常のなかにけっこうあるんですよね。日々の暮らしのなかでも、無意識に勉強しています。

ーーcomiさん、貴重なお話ありがとうございました。
デザイナーって、もともとセンスのある人がなれるんだと思っていましたが、日々アンテナを張ることや人とのコミュニケーションもとても大切なんですね。今は在宅ワークをする方も増えてきたので、おうちでのスイッチの切り替えも参考になりました。

とちぎ We Talkとは?

年齢や肩書きに関係なく、日々の気づきや工夫、うれしい出来事などをちょっと話せる場所がほしい!そんな声から、TANOKURA編集部が運営するオンラインコミュニティー「とちぎ We Talk」がスタート。こんなときどうしてる?を話せるコミュニティーで、新しいきっかけや出会いがあるかもしれません。今後はスキルアップ勉強会や編集部のお仕事体験なども考えています!

こんな方におすすめのコミュニティーです
・今すぐの転職は考えていないけど、働き方に悩んでいる
・育児がメインの生活だけど副業スキルを身につけたい
・育児のお悩みを相談したい・同世代ママと繋がりたい
・ワークライフバランスを充実させたい
・気軽に話せる知り合いがほしい
・なんとなく、今の状況を変えたい

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