こんにちは!TANOKURA編集部です。
草木芽吹く春、発行したTANOKURAvol.35では 「すてきな人の習慣」を特集しました。編集部がすてきだなと思う方、憧れる方にお話しをうかがい、編集部でも生活を見直すきっかけとなりました。
取材ではいろいろなお話をうかがいましたが、誌面でご紹介できるのはほんの一部。そこで、誌面にのりきらなかったこぼれ話をご紹介します!
今回ご紹介するのは、スポーツアロマトレーナーとして活躍する山田さん。お話を聞けば聞くほど、エネルギーにあふれていて、「人を楽しませること」が山田さんの日々の原動力になっているのだなと感じました。今までどんなお仕事をしてきたのか、どのように好きを仕事にしたのか、など聞いてみました。
どんな経験も無駄にならない
――ご結婚を機に栃木に来た山田さん。その前はどこにいたのですか。
東京で仕事をしていました。大声で呼び込みを頑張らないといけない、かなりハードな食品販売の仕事でした(笑)。
でも商品についてどうアピールすればいいか学んだり、売り場の作り方を試行錯誤したり、今、個人で仕事をする上でもとても役にたっているなあと思います。
人生、無駄なことはないですね(笑)。
――現在のお仕事のほかに、家業もされていらっしゃいます。
栃木に嫁いできて、3人の子育てと家業のお手伝いと…小さいことでもやれることはやらないと、という気持ちでしたね。家業は牛乳の販売店なのですが、夜中起きて真っ暗ななか怖いけど配達したり、一軒ずつピンポンを押したり…それで度胸がつきました(笑)。
――なぜ「スポーツアロマトレーナー」になったのですか。
アロマセラピストのスクールを卒業した時には感じなかった仕事としてのスポーツアロマトレーナーに魅力を感じました。好きな香りを活かして、自分の心地いいものを人に伝えたいと思いました。子どもが全員スポーツをやっていたから、みんなに実験台になってもらって(笑)、実践で身に付けましたね。
――どんなときにやりがいを感じますか。
表情が固く能面(笑)のような顔だった人が、施術後にとてもいい表情に変わっているのを見ると、自分も癒やされますね。アスリートの方はみんなに元気や感動をくれるじゃないですか。そういう人たちを、より元気にしたいと思うんです。
自分が動いた先にあるもの
――健康体操とハープの演奏が日課だとか。ほかにも挑戦しているものはありますか。
やってみてやめたものも結構ありますけど、どれも無駄にはなっていないんです。ティン・ホイッスルという金属の縦笛も音色がすてきで、習っています。
――なんでもやってみる、そのパワーはどこからくるんですか。
どんなことでも「いかに楽しくやろう?」って考えます。冒険心みたいなものかな。仕事も含めて、自分が今やっていることは「レジャーのひとつ」って考えると、なんでも楽しめるんです。
――毎日活動されていてすごいです。疲れてしまうこともありますか。
疲れるより楽しいが勝っているというか(笑)。必要としてくれる人がまわりにたくさんいることが、ありがたいことです。そこに目を向けると感謝しかないですし、生涯現役!これからも人を楽しませることを続けていきたいです。
撮影中のひとコマ
取材したこの日は冬の真っ只中。日が暮れるのも早くて、「明るいうちに…」なんて、焦りました。寒いなか、何度もポーズをきめてくれてありがとうございました!
LILACsens.代表 山田祐子さん profile
アロマセラピーとオイルマッサージを組み合わせた「スポーツアロママッサージ」の施術と活動を広める。「元気な人をより元気にしたい」と、プロアスリートはじめ日頃の疲れがたまりがちな人などに、症状に応じたケアを行っている。
▼LILACsens.
webサイト▷https://www.lilacsens.com