こんにちは!TANOKURA編集部です。
TANOKURA vol.38より連載をスタートした伴工務店さんの「いまいずみ やまさんち」。連載2回目となる今回は、お引き渡しの日を取材しました。完成した家のなかを確認し、書面を交わして家の鍵を受け取る、大切な節目の日。お引き渡し当日の、やまさんご夫婦の声をお届けします。
家が完成した喜びをかみしめる
「なんといっても、お引き渡しの日に家ができていたことにびっくりしました」と話す、やまさん。建設中になかなか来られなかったそうですが、以前来たときにはぎりぎりまで完成していないところがあったようです。
「杉の床板が貼られているのに感激したり、家の暖かさを感じたり。家ってじわじわできあがっていくのかと思ったら、違うんですね。一気に最後、スパートをかけてできあがった感じです。一か所一か所じっくり見て回りながら、家が完成した喜びをしみじみかみしめています」。
居場所がたくさんあるわが家
完成したわが家を見ながらどんな過ごし方をするのか、やまさんにうかがいました。
「2階の渡り廊下は、収納棚兼ワークスペース。ここに、書類や書籍、文具などすべてを収めたい!と思って、大容量の収納棚をつけました。カフェのカウンターみたいに、書類を広げて2人並んで作業をしても、十分なぐらいの幅があるんですよ。ワークスペースにスツールを2脚置いて、書き物をしたり本を読んだり、それぞれが思い思いに過ごせる場所にする予定です」。
「後ろを向くと大きな吹き抜けの向こうにあるのが、広い窓。1階のリビングからは大きな空が、2階からは新幹線が走っているのが見えるんですよ。疲れたときにはこの窓から外を眺めて、のんびり気分転換するのをイメージしています」。
「渡り廊下の先の書斎は、主に籠って考えたいときに使う部屋として作りました。リモート会議のときに重宝すると思います。「好きなものに囲まれたい」と思って、書斎の壁一面に趣味で集めている焼き物の収納棚を造作してもらいました。お気に入りの作品をディスプレイして、眺めるのが楽しみですね」。
階段の途中にあるちょっとした小部屋は、気分転換に本を読むための籠り部屋だそう。こうして気分に合わせて居場所があるおうちは、毎日穏やかで心地よく住めるのだろうなと感じました。
次号では、お引き渡しから3カ月経ったやまさんに、慣れてきたわが家のお話をうかがいました。次回の『いまいずみ やまさんち』も、どうぞお楽しみに。
伴工務店
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