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家族でラクに楽しく料理ができる!キッチンプランニングのポイント3選

こんにちは。TANOKURA編集部です。

家づくりをしようと思ったとき、ほかの方がどんなふうに作っているのか気になりませんか?これからおうちを建てる方も、いつかはおうちが欲しいと憧れがある方も、一緒に家づくりのひみつをのぞいてみましょう!

今回からスタートする「知味さんの 家族の景色をたずねて」シリーズは、伴工務店の伴知味さんが伴工務店でおうちを建てたOBさんのお宅におじゃまして、実際に暮らしてみてからの感想をうかがいました。今回おじゃましたのは、お引き渡し後5年が経ったF様邸です。

こんにちは、伴知味です。ご結婚される前から見学会に来ていただいたF様ご夫婦は家づくりにとても熱心で、たくさんアイデアを出しあいながら、一緒に家づくりを進めていったと聞いていました。今回は、特に奥さまがこだわられた「家族で快適に料理ができるキッチンにするための工夫」をレポートします。私も、「わが家もそうすればよかった!」と思うアイデアばかりだったので、これから家づくりをされるかたはぜひ参考にしてみてくださいね。

キッチンと背面収納の距離をたっぷりと


F様がキッチンのプランニングの際に思い描いていたのは、「家族で料理をできるキッチン」。当時は一人目のお子さまの妊娠中で、家族でゆったりと料理をできる空間に憧れていたのだそう。そこでまず設計時にF様から依頼されたのは、調理台と背面収納の間隔を広くとること。すれ違うことも苦にならず、背中合わせで作業をしていても邪魔にならないほどゆったりと距離をとってもらったのだそうです。


お子さまが3人になった現在、奥さまは「毎朝子どもたちは私がいるキッチンに来て、わちゃわちゃしていますよ」とおっしゃいます。子どもたちと料理をするときだけでなく、普段の暮らしのなかでも、ゆったりとしたキッチンはリビングダイニングの延長上の空間として立ち入りやすい場所になるのでしょうね。大好きなママの元にいつでも駆け寄れるキッチンというのはいいですね!

背面カウンターの上もコンセントをつけて第二の調理台に


「子どもたちと料理をしたい」という憧れを持ってキッチンのプランニングをした奥さまは、背面カウンターもしっかりと奥行きを確保し、カウンター上にコンセントもつけました。そうすることで、背面カウンターの上も第二の調理場として活用できるように。ホットプレートは、まだ1歳の末っ子ちゃんが触ってしまうと危ないので、テーブルでは使えませんが、この背面カウンターの上に置いて、お姉ちゃんがクレープを焼いたり、餃子を焼いたりしてくれるそう。


使う場面を想定して、コンセントをひとつ設置しておくだけで、背面カウンターの使い方がうんと広がりますね。

背面収納に扉はつけずにアクションを減らす


キッチンの背面収納をどのような形状にするかは、料理や後片付けの段取りをよくするために、慎重に考えるべきポイントです。F様邸の背面収納は、奥さまが検討を重ねられ、カウンター下にオープンの可動棚と、一列だけ引き出しを造作。ゴミ箱スペースも確保しています。

オープンの可動棚だと、「扉を開ける」というアクションなしに、食器を出し入れすることができ、また、少々濡れたままの食器でも、収納しながら乾燥させることができるんですね!これなら子どもたちも、食器を出す、片付けるのお手伝いが簡単にできます。


また、棚のなかに引き出し収納を入れ込むことで、細かいキッチングッズも収納が可能。お片付けが大好きという奥さまらしく、ご自身の使いやすいようにカスタマイズされていました。


お子さまが小さいうちは、届かないように棚の奥に食器をしまうという工夫もされていたそう。最近ようやく、末っ子ちゃんのいたずらも減ってきて、取り出しやすい位置に食器をしまえるようになったと言っていました。扉をつけないと、出す・しまうがラクなうえに建築コストも安くなるので、メリットがたくさん!私も、F様の快適な様子をうかがって、わが家の背面収納の扉を外そうかと検討中です。


最後に、アロマの講師もなさっている奥さまが、帰り際に「今朝調合したんです」とアロマの入った小瓶をくださいました。優しく、心穏やかになれるアロマの香りは、F様邸の空気感そのもの。

子どもたちとおうち時間を楽しむことを思い描いて建てられた家で、実際にのびのびと暮らされているご家族を見て、家は夢を現実にする場なのだなと感じました。特に、キッチンはF様邸の中心。奥さまがこだわっていろいろ考えられたことが、今の暮らしを快適にされている様子が伝わってきて、こちらまでうれしくなるほどでした。

キッチンをじっくりとプランニングされたいと考えられているかたは、F様邸の事例を参考に、「自分はどんなキッチンにしたいかな?」というのをぜひ考えてみてくださいね!

伴工務店
https://www.ban-k.jp/
Instagram:@ban_k_tochigi
栃木県宇都宮市飯田町481
TEL.028-648-7326

こちらのおうちについての別の記事が、フリーマガジンTANOKURA vol.41に載っています。WEBマガジンにも掲載しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

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