こんにちは!TANOKURA編集部のyukaです。
子どもと遊ぶ時、おうちでどんな遊びをしていますか?
おうちの中できる遊びといっても普段と同じゲームやおもちゃばかりで、子どもたちも飽きてきちゃった…なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?今日はなにをしよう?と迷った時には、長い時間集中して取り組める工作がおすすめ!今回からお子さんとのおうち時間をもっと楽しむ造形アイデアを紹介する「子どものわくわく工作教室」の連載がスタートします。
1回目は、起き上がりこぼしの作り方をご紹介します。簡単な手順の繰り返しなので子どもだけでもチャレンジしやすいですよ。100円ショップでそろう材料で作れるとは思えない、本格的な張り子風に仕上がります。
張り子風で本格的!起き上がりこぼしづくり
材料

・空気を入れて膨らませた水風船 1個
・紙コップ 1個
・新聞紙 1~2枚
・お習字用の半紙 2~3枚
・ボンド、ボンドを出すための使い捨てのお皿 1個
・筆(だめにしてもいいやつ) 1本
・ビー玉 1個
・水彩絵の具やマーカーペンなど、着彩に使う道具
紙コップは水風船から手を離したい時や、塗ったボンドを乾燥させたい時に水風船を乗せる台として使います。紙コップはカッターなどで2カ所ほど穴を開けておくのがポイントです。紙コップは気密性が高いので、穴を開けておくと紙コップの中に空気が通り、ムラなく乾燥できるんです。新聞紙と半紙はそれぞれ、2cm角程度の大きさになるように手でちぎっておきます。
作り方
①ボンドを使い捨てのお皿に出し、水で溶きます。最初は1:1の割合で入れたものを筆でよく混ぜ、固くて塗りづらいときには水を少し足してください。

②空気を入れて膨らませた水風船に、ちぎった新聞紙を乗せて、ボンドがついた筆で上から撫でます。新聞紙に染み込むようにじっくり撫でてあげると、徐々にぴったりくっつきます。
③水風船が見えなくなるまで②の工程を繰り返します。少しずつ重ねて貼り、二層くらいに重ねると頑丈になりますよ。風船の結び目のところは、ビー玉1個分ほど貼らずに残しておいてください。

④なんだか果物みたいですね。次に、新聞紙の上から、半紙を重ねて貼ります。貼り方は新聞と同じです。半紙は新聞より薄いので、二〜三層になるよう重ねて貼ると、新聞の色が透けずきれいに仕上がります。こちらも風船の結び目のところは貼らずに空けておいてくださいね。貼り終わったら紙コップの上にそっと乗せて、丸一日乾燥させます。

⑤次の日、表面が白くサラサラになっていればOK!中の風船をしぼませて取り出します。結び目のすぐそばをハサミで切ると、破裂せずシューッとしぼんでいきますよ。パリパリと風船が剥がれる音が鳴りながらしぼんでいくのが、子どもたちもわくわくするポイントです。

⑥風船を取り出した穴からボンドを入れ、おもりのビー玉をそっと落として入れます。

⑦⑥のボンドの表面が乾き始めたら、新聞紙を使って穴を埋めます。小さめにちぎった新聞紙に水で溶いたボンドを塗り、少しずつ貼って埋めていくのがコツです。埋まったら半紙を貼って、新聞紙を隠してくださいね。貼ったところが乾いて固くなるまで乾燥させます。

⑧乾燥させたらいよいよ色塗りタイム!好きな絵や模様、色で仕上げてくださいね。縁起物にちなんでだるまを描いたり、たくさん作って雛人形にしてもかわいくなりそうです。絵をかいたらまた紙コップに乗せて乾かします。

⑨絵の具が乾いたらゆらゆら揺れる起き上がりこぼしの完成です!子どもたちは不思議な動きに興味津々になるはず。指で優しく押したり転がしたりして、遊んでみてくださいね。
今回のアイデアはいかがでしたか?風船に紙を貼るの!?と子どもたちがワクワクすること間違いなしです。ちょっとめずらしいアイデアで、おうちで過ごす時間をさらに楽しんでみてください。
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