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手づくり作家インタビュー

手づくり作家インタビュー
2016.06.06UP!

縫って、染めて、服も、小物も…
「好き!」を一から形にすることで
毎日笑って作り続けられる

美容師、派遣社員などを経て結婚。2013年、100人展への出店を目標に作家活動開始。現在は手芸店勤務の傍ら洋服から小物まで、「ナチュラル&エスニック」をテーマに色々なものの制作を手掛ける

  • 1976年/栃木県鹿沼市に生まれる

  • 2005年/結婚 第一子誕生

  • 2013年/Tiger Heart hand craftとして活動開始
         100人展に初出店

洋服・小物作家になるまで

小さなころは絵を描いたり、細かい作業が大好きな子どもでした。美容師になりたくて資格を取りましたが、手荒れもひどく、根性もなくて、思うようにはやっていけませんでした。王子様!と思える主人と出会い、かわいい子どもが生まれて、この子のためだけの洋服を作ろう!とミシンに夢中になりました。そして、ある日足を運んだ100人展が、私を作家への道へと導いたのです。「私、これに出たい!絶対に出る!」と主人に宣言、1年後の出店を目指して活動を始めました。40歳を目前に、やりたいことがやっと見つかった感じです。今は子育ても少し余裕が出てきて、制作に励む日々です。

仕事と暮らしと環境

私の両親と、主人、2人の子どもたちの6人暮らしです。昼間は手芸店に勤務しています。作品の制作は夜子どもが寝てからほぼ毎日と、手芸店の仕事が休みの日は一日中、息子の部屋を占領してやっていますね。子どもたちも徐々に手がかからなくなってきたので、制作の時間を取りやすくなりました。
手芸店の仕事も「好きなこと」だから、全然苦じゃないんです。お店でも毎日ミシンに触れるし、商品知識や、自分の知らないジャンルの手芸などのことも知れて、制作の勉強にもなっています。

そして、私のやりたいことを応援、協力してくれる家族には本当に感謝しているんです。主人は、イベント用の什器を作ってくれたり、一緒にお客様に勧めてくれたり、出店中に子どもの相手をしてくれたり・・・彼の協力なくしては、活動できていませんね。子どもたちも、ママの作るのかわいいよ!と褒めてくれるので、パワーをもらっています。そんな家族に囲まれているから、もっともっといいものを作りたい!と思い続けられるのでしょうね。

作品についての想い

作ることを楽しむ気持ちを忘れず、もっといいものを作りたい!技術の向上も図りたい!と常に思っています。「ナチュラル&エスニック」の洋服や小物を作っているのですが、元々エスニックの雑貨店のごちゃごちゃにぎやかな感じが大好きなんです。最初は売られているものにもっとこうだったらいいな・・・と、手を加えていたのですが、そのうち、縫って、染めて・・・と、一から作るようになりました。洋服も、バッグも、帽子も・・・と色々なものを作っています。一人雑貨店のようなものを目指していますね。
私の基本は、「丁寧に、丁寧に」。そして必ず「プラスひと手間」を入れるようにしているんです。作風が偏りすぎないように、シンプルナチュラルなテイストも併せるようにしています。手づくりに見えない、でも既製品にはないあたたかさがあるもの・・・難しいですが、そんな作品を作れたら、と思っています。

今後のこと

小さなお店を開きたい。それが私の大きな夢です。
100人展に出ることを宣言したあの日、今思うと無謀な挑戦でしたが、あの一歩のおかげで、小心者の私が、ものづくりをきっかけにいろんな方と知り合えて、語り合えて、素敵な時間を過ごすことができているのだと思います。
 
もっといいものを作りたい!もっとたくさんの方に私の作品を知っていただきたい!という想いはありますが、10年後も、今のように毎日笑って、楽しくものづくりをする気持ちは忘れないでいたいですね。

Tiger Heart hand craftさん

委託先店舗

  • Natural works village
    宇都宮市上小倉町2571-1
    URL:http://naturalworksvillage.com/
     
    SOU LABO
    栃木県鹿沼市茂呂2627-1
    URL:http://www.soukuukan.com/
     
    Heir☆Make Rico
    鹿沼市上田町1894
     
    Vetica.ru.a (ペチカ・ルゥ・ア)
    鹿沼市栄町3-2-10 ヴァルムレーベン101


TANOKURAレポーターの感想

中村さんの言葉からは、作るのが好きで好きでたまらない、ということがひしひしと伝わってきます。独学の技術で色々なものを一から作り上げるから、作品にこんなにも「中村さんらしさ」があふれ出るのでしょうね。10年後も今のように笑って制作を続けている中村さんが目に浮かぶようです。

ライター:tomoko