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手づくり作家インタビュー

手づくり作家インタビュー
2016.10.11UP!

お客様に少しでも長く楽しんでいただくために
品種・育てている土・仕入れにこだわる

中学生の頃から親戚の花屋の手伝いを始める。宝石デザイン会社に勤務ののち花屋の夫と結婚、店を手伝うように。その傍ら、イベント出展やお花教室も開催し、「仕入れにこだわり・買った人、もらった人の記憶に残る花を」コンセプトに活動中。

  • 1975年/宇都宮市に生まれる

  • 1995年/宝石デザイン会社勤務

  • 2000年/結婚を機に花灯を手伝う

花屋になるまで

花が大好きで、小さい頃から見てきた花屋の世界。そんな花屋での手伝いは、多くの花と触れ合えるのはもちろん、その花を管理するために早朝から冷たい水を触ること、重い箱いっぱいの花の水揚げと、苦労する面もありました。その後の就職では、特に花に関するところにとは考えていませんでしたが、縁があって花屋の夫と出会い、結婚。そこからまた花屋を手伝うようになりました。自分が欲しい花~土からこだわって育てた花や新品種の花など~を仕入れだしたら、その花が店頭に並ぶまでの重労働までも楽しくなり、ますます花が大好きになりました。

仕事と暮らしと環境

夫と2人で店を営んでいるので、年中一緒にいることになります。夫に店を任せて、私だけお花教室の講師をしたり、イベントに出展したり、ときには休みをもらって溜まった家事をすることも。そうやって夫とうまく距離をとって、仲良く営んでいます(笑)

市場に行く日は朝5時頃起床、朝作業を終わらせて10時の開店に間に合うようにお店に行きます。母の日ウィークや卒業式シーズンは徹夜が続きますね。徹夜や、花屋につきものの重労働が全く辛くないと言えば嘘になりますが、仕事は楽しいことだけではないですよね。私がお客様に見てほしい!と思った花を仕入れているわけですから、その大変さも報われるというものです。

作品についての想い

花は枯れてしまうものなので、少しでも長くお客様に楽しんでもらえるように、こだわった花を仕入れています。生産者さんが土からこだわって育てた花、新品種の花、私自身が素敵!と感じられる花などです。もらった人、買った人の記憶に残るものを届けたい、という想いが根底にあるんですよね。それは例えば、見た目だったり、香りだったり…そのときのシチュエーションにもよりますが、「自分がもらって嬉しい」と思える花、というのは共通しています。アレンジを作る際に心がけているのもそこですね。「もっと安い花でいいから、ボリュームを出して」というようなリクエストはお断りをするようにしています。
お花教室では、それにプラスして、参加される方が楽しめて、癒しの時間だと感じていただけるような場にしたいと思い、企画を練っています。

今後のこと

夢は森の中に店舗を移転して、カフェを併設した花屋を営むことです。そう思うようになったのは、随分前に一度だけゴルフに行ったことがあって、そこでの経験からなんです。そこは森の中のゴルフ場、ゴルフをしに行ったというのに、プレイはほとんどしないで、落ちていた木の実に誘われて私だけ森の中へふらふらと…。気が付けば木の実や花を集めるのに夢中になっていて、一緒にプレイをしていた人に叱られたことがありました(笑)。それくらい、森の中の植物や木の実や風やにおい…すべてが大好きなのです。そんな大好きな森の中で小さな花屋をできたらいいな、遠くの森までわざわざ足を運んでくださるお客様がいらっしゃったとしたら、お茶くらいは出したいな、という想いから夢がふくらんでいきました。10年後どうなっているか…自分でも楽しみです。

flowershop 花灯-hanabi-

店舗情報

  • 住所:宇都宮市若草4-10-10
    tel&fax:028-600-1450
    OPEN:平日/10:00〜19:00 日祝日/10:00〜18:00
    CLOSE:木曜日のみ
    URL:http://hanabi1450.exblog.jp/


TANOKURAレポーターの感想

花灯さんで扱われるお花やアレンジは、とても「花灯さんっぽい」。そう感じていたのは、ご夫妻の仕入れからのこだわりと、「自分がもらって嬉しい花」という軸を決してブラさない、という強い信念があるからだと今回のインタビューを通して改めて感じました。今後の夢のところで語ってくださった、「森の中にある、カフェを併設した花灯さん」、素敵な場所にならないはずがありませんね。ぜひその夢を叶えてほしいです!

ライター:tomoko